それでもまゆしーは死ぬのか。
やりなおし試行錯誤編が続く。今回はフェイリスのおかげで萌えの町だった秋葉原が電器街のまゝなのを、元の恥ずかしい町に変えるの巻。結局また紅莉栖に相談して、今までの過程をすべて逆に戻ればいゝんじゃね？ということになった。なるほど、そうくるか。確かにそれはそうだなと思いつゝ、結局このアニメだけじゃなくて現実社会でも壊れた社会を直すには、上手くいってたところまで元通りにすればよいってことなのかな？。おかりんが第3の方法って言ってたから、フェイリスの父を引きとめるための内容を、狂言誘拐じゃないものに変えれば、フェイリス父も生きたまゝだし、萌えの町に戻すこともできるのか？と思ったりした。が、フェイリスの記憶に生きた父があるという状態を白紙に戻すのを躊躇しながらも強行するという選択をとったので、こゝはやはり正確に元に戻る必要性が語られていると見たほうがいゝのかな。鈴羽に父親の記憶を捨てさせる、フェイリスに父の存在を捨てさせることは救世主としての行為ではない。彼のやっていることは文字通りなかったことにしているわけで、本当にそれが正しいのかどうかはわかんないんだよな。たしかにまゆりを救うほうが優先順位が高いと思うんだけど、今回は人の命を天秤にかけてまゆりの命を救うことをおかりんに選択させたのだ。悲しくて泣くほどの回ではなかったが、実は語られている事はかなり重たいことなんだよな…。
D-mailを送る前とあとの両方の記憶がフェイリスにあるというのがとても御都合主義なのではあるが、そうでもしないとフェイリスがおかりんにメールの内容、およびその理由が聞き出せないわけで、なんとも微妙なところだ。もうおかりんが必死であって、とにかくキーマンに出会えば一人だけで解決するのではなく、とにかく相談をするという形になっている。フェイリスを助けたからこそフェイリスに助けてもらえるという互酬性も踏まえているし、着実におかりんは成長している。なりふりかまわずとにかく必死で行動するってのがね…。
先週に頭に思い浮かんで、本当にそうなのかどうか、この話を注意深く聞いていたのだが、そういやすっかりおかりんって厨二病の口調・台詞がなくなっちゃってんな。紅莉栖を名前で呼んで喜ばせるという気遣いも見られて男子三日あわざれば剋目してみよって感じですかね。
