花咲くいろは 第24話

 テコ入れなんだか、そうでないんだか。
 先週とはうってかわって間が今一。まぁどう考えても尺が足りないんだが。今回を除いてあと2話だから、それでぼんぼり祭りと喜翠荘の休業、それぞれのキャラの顛末を描くので大忙しといったところなんだろう。
 自分にとってはスイの決断に納得しちゃったので、スイ以外のスタッフのやる気は盛り上がりの修飾要素でしかなく、なんか結果が見えてしまっているようでハラハラ感はなかった。好きだから営業を続けて欲しいと彼らは言うが、雑誌に好意的に載せられた後のヴィジョンが全然語られていなかったので、やはり自分にとってはスイの決断の正しさの再確認をしたに過ぎなかった。スイが緒花に語っていたことは彼女の情緒部分についてわからないでもないのだが、基本経営者として真っ当な判断ではあり、でもそれは緒花にはわかんないだろうなというのも伝わってくるようだった。
 小ネタとしてはみんちーが料理人を志したという漫画、あれ、包丁人味平だよなと思っていた。で、あれの原作を次郎丸がってのは、漫画の古臭さからするとなんかウソ臭い気がした。いや、物語上次郎丸が原作でいゝと思うんだが。で、みんちーの次の就職先が決まってないってのがね…。未成年なのはともかく、彼女が料理人になりたい動機に徹はほゞ無関係だから、高校卒業とともに料理人を諦めて徹とくっつくって線はないと見てるんだが、そうなると職場はわかれわかれになるんだろうなと思いつゝ、重要度は著しく低いなと思い直したよ。
 ん〜、なんか最終回に向けて盛り上がるって感じゞゃないな。