GOSICK 第7話

 入浴シーンがちっともサーヴィスでない件について。
 ん〜、なんだかな。母の無実を晴らすためにいろいろ調査をはじめたヴィクトリカの周辺で、同じ訪問者が二人殺害されるというもの。ヴィクトリカに対する妨害らしきものや、殺害事件ってのが、緊迫感を演出するのだが、それはまぁフツーに効果を発揮しているのだが、一体何が言いたいのかもやもやする。今回終盤までの情報で、ヴィクトリカには何か閃くものがあったようだが、それらで視聴者が推測できるようなものでないのがわかっているだけになんとも。まぁいつものことだが。
 ヴィクトリカの母は村で言われているような罪びとではやはりなかったらしい。あのクスリを一発キめてそうなメイドですらそう思っているのだから、実は村人のかなりの部分がそう思っている模様。村長がわかものに沈黙を要求した様子からすると、別にあのメイドに口止めしているようにも見えないが、かといって村長自身はヴィクトリカ母の無実を信じているようでもなくで、なんとも見通しがつかないな。まぁそこらへん真相を追究する事は視聴者として無駄なことなんだろうなというのが念頭にあるおかげで、結構流して視聴している。となるとやはりエピソードに通底しているテーマとかゞ見えないとなんか落ち着かない。今回はヴィクトリカと久城の信頼関係も今一だったし、なんとも見どころに困る回ではあった。祭りとか旧習の描写は光るものがあったんだけど、これまた言及しづらいところではあったし。