魔法少女まどか★マギカ 第2話

 なんかあっさりと敵の説明をしちゃったな。
 が、魔女が本当の敵かどうかゞ問題だったりする。で、台詞で強引に進めてきたなぁ。魔女の説明をしてたけど、よくよく考えてみれば、魔女って魔法少女の略にもなっているんだよな。願いから生まれるのが魔法少女で、呪いから生まれるのが魔女…って願いも呪いも人間の解釈による色が違っているだけで欲としては同じじゃんかと。結局魔女を構成する要素が悪く聞こえちゃうけど、同じモノの裏表でしかないんだよな。巴マミを魔女とする見方もできるワケだよ。最近目にしたアレだ、正義の反対は「悪」ではなく、「別の正義」ってやつか。
 美樹さやかに語らせてたけど、かなえるべき願いがないのに魔法少女のお誘いはおかしいんだよね。そもそも叶えたい願いがあるのであれば、魔法少女になるのと引き換えにするのではなく、自分が直接その願いのために努力すればいゝだけのこと。今のところまどかやさやかが魔法少女をやる動機がない。今回かなり色濃い線となって現れたのはやはり人助けの魅力。これで魔法少女にツッコんでいくのかな?。ほむらは魔法少女になったことを後悔しているっぽくみえるがな。さやかはさやかで動機がありそうな雰囲気だったな。
 キャラ造形を明るくして、ダークな雰囲気でなんか裏がありそうな演出。今のところ、その裏を追いかけて見たいという動機で視聴が楽しみなんだが、冷静に考えると、のめりこむほど面白いって感じでもないな。視聴前は結構楽しみだったんだけど。世の中の不条理があるというのなら、最初っから見せてもよさそうなもんだけど、もったいをつける効果があまり感じられないというか。いや、面白いっちゃぁ面白いんだけど、前回より深く考えさせられる要素が減っていてなんかもったいないというか。