小沢追い落としのための合衆国の苦労も並大抵じゃないネェ。

 八百長問題:損害「補填して」 春場所中止、関係者ら悲鳴 魚拓
 噂だと、検察審査会のゴリ押しで小沢を強制起訴したものゝ、たぶん証拠不十分で無罪になるらしい。それでその失態が日本国民に晒されるのがイヤで、めくらましに国技の不祥事をブチ上げたらしい。目にして欲しくない事案のために色々でっち上げられる例はそれこそ自民盗時代にもたくさんあったので、ほゞ間違いない推測になると思う。これだけ弱っていても自民盗の「減った餅代魚拓については、検察もマスゴミも糾弾する様子は見られない。政権を転がり落ちて、借金問題も片付いていない自民盗の餅代の原資が賄賂だってのはわかってるだろうにな。
 まぁ合衆国としては自身が未だ占領軍であるという事実を国民に明示した小沢に報復をしたくてたまらないのだろう。第七艦隊の寄港地ぐらいなら、同盟国が大体やっていること。それ以上の施設を日本に置いているって事は占領していることゝ変わんない。それで日本の国技相撲を汚してやろうとの魂胆なんだろう。
 が、元々相撲ってのは地域によっては神様に対して人間側は一勝二敗で負けてやるべき八百長の元祖とも言える神事なんだよな。プロレスと同じで、あれが真剣勝負だと思って見ている人ってたくさんいるんだろうか?。
 じゃぁ勝負が真剣でないから、罵倒されるべきか?と言われゝばそうではないとは思う。これもプロレスと同じで、やはり見せるスポーツというのは観客に夢を与えるべきものだ。プロレスが、正々堂々としたベビーフェイスが不正をして勝とうとするヒールを倒すという演出をしており、それが高度経済成長期、何でもやり放題の経営者にへいこら仕えるサラリーマンの鬱憤を晴らしていたワケだ。海外レスラーが日本に来ればヒールになるし、邦人レスラーが海外に行けばヒールになる。勝負の行方なんて興行先の観客が喜ぶように弄るほうがウけるし、それよりも試合の中身つまり演出技法のほうが重要である。そして、選手がヤラセをやっているからダメか?と言われゝば、彼らも生活のためにやっているワケだし、真剣勝負をやってケガ人続出、選手生命を断たれ、観客もドン引きするのであれば、あまり賢い方法と言えない。それに選手だって鍛錬しているのだ。そん所そこらの素人が数年で彼らのように鍛えられるわけでもない。彼らは勝負が決まっていても試合に手を抜くわけではない。
 プロスポーツが過度に持て囃されるのは、それこそ商業主義の悪癖によるものなのだが、やはり日本人ってのはギャンブルが好きで、プロ野球よりは高校野球のほうが人気があるってのも前にどっかで目にして書いた気がする。その高校野球だって、選手が他のすべてを捨てゝ野球一筋にかけた人生が、たった一回の勝負に負けることでどん底に突き落とされるからこそ、勝者がより輝けるのである。アレ、ちょっとした素人がフツーにやって勝ちでもしたり、いや環境も素質も恵まれた選手が片手間にやって、まぁこれなら勝っても負けてもそんなに感動しないだろう。甲子園でも試合に負けても「ヤレヤレ」といった態度を取ったら観客は白けるわけだろ。やはり負けたら(新規に補充しているんだけど)土を持って帰るほど泣いて悔しがってくれないと見るほうも勝負の大切さに気付けないというか。敗者が青天井並に吊りあがった勝ちにたいするレートに浮き足立ち、一気に突き落とされるという対比があるからこそ勝者の価値が上がるってのは、いや自分的にはエグい構造だなぁと思うんだが、アレ、純粋なもんだと暗示しつゞけている日本人多そうだもんな。贔屓のチームが負け続けても、クダなんか巻きながらやっぱりファンを辞めないプロ野球ファンのほうが精神的にはよっぽど健全だと思うんだがね。いや、相撲だって不祥事続きだったし、コアなファンほどこういう内部事情に通じているだろうから、もうそろそろかなりの人に免疫がついているような気がしないでもないのではあるが。