コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第21話「ラグナレク の 接続」

 まぁ、確かにビックリはしたんだけどさぁ。
 マリアンヌはシャルルの共謀者でしたとさの巻。しかもV.V.が嫉妬してマリアンヌを殺し、マリアンヌは実は死んでおらず、ルルーシュは逆恨みをしておりましたという流れでいいのかな?。ラグナレクがどんなものなのか、シャルルが理想としたものが具体的でないので、どうにもやりにくいが、アレか、万人が意識の統一体になるって、昔からよくSFなんかで使われていたヤツですかね?。死人とも云々とか言っていたんだけど、そもそもギアス自体が現実にはありえない設定なので、細かいことをツッコんでもいけないだろう。ルルーシュが時間を止めるなと言っていたから、時間が止まった変化のない世界なんでしょうかね?。
 日経のインタビュー記事をどうしても思い浮かべてしまうのだが、シャルルをおせっかいと否定するルルーシュもまた、第三者から見るとおせっかいなことこの上ない…ところなんだが、どうだろう?。変化や進化の末が滅亡への道というのも大いにありうる話なので、物語の流れに乗ってルルーシュを善とみなすのもなんだかなぁで。いや、別に今回の話で、必ずしもルルーシュを善と表現しているわけでもないというのはよくわかってはいるのですが。今まで甘ちゃんの連続だったルルーシュが、やはりシャルルやマリアンヌの好意を自分勝手な解釈で否定し、自分の欲望のためにやってはいけないことをやっちゃいました…って内容かもしれないし。C.C.も乗り気じゃない雰囲気だったしな。
 しかし、そもそもスタッフにラグナレク起動後の世界を見せるつもりは毛頭なかったにせよ、シャルルの言う「ウソのない、優しい世界」とやらをモデルでも見たかったかな。でも別にシャルルは我欲は否定していなかったよな。まぁルルーシュが絶対的権力を手に入れてまで実現したいということを次回以降見せてくれる…というか実現するために努力をしてくれるそうだから、やっぱりおとなしく待っているしかないんかね?。
 あ゛〜、キャラクターの離合集散についていろいろ書いてみたかったんだけど、もういいや。