コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第20話「皇帝 失格」

 せっかくの萌えキャラ円卓の騎士12番も、追加投入直後にポイ捨てですか。
 起き抜けに視聴しているせいか、あまり頭が働いていないようだが、ちょっと落ち着ていたような感じがする。なんでかな?。どうせ設定からして荒唐無稽なのであれば、初めからギアス前提の会話劇にしてしまったほうが焦点を絞りやすいような気がするのだが。ロボットの造形からしてプラモを売るという方向はそんなにないような気もするし、でもまぁ戦闘の派手さは客寄せパンダとして必要ではあったんだろう。
 アーニャがマリアンヌであったという描写のように見えるが、どうだろう?。C.C.も元に戻ったみたいだし。アーニャの目が光っていたので、誰かにギアスをかけられてマリアンヌを演じているだけなのかもしれないのだが、ここは元に戻ったC.C.が彼女と意気投合していた様子からマリアンヌ本人と見るのが妥当だと思う。転生だとか乗り移りだのとかそんなの。
 韓国バレも、平凡に戻ったC.C.が変貌したので、ネタバレ後の新しい展開に入っているのだと思う。ウザクの行動も新展開っぽいし。でもあんまり以降の展開を予測する気になれないな。振り回されているだけに、スタッフの投げてくるボールにまともに向き合わず、次の展開を待ってから意味を考えていくほうがいいような気はする。でもそれだと視聴するにおいてダイナミズムは失われてしまうんだけどな。難しいところではある。どっちかというとDVDなどの一気鑑賞向け?。そうだとしてもジェットコースター的展開の激しいところでは気が散ると思うんだけどな。せっかくの仕掛けも、披露後数話すると陳腐化して忘れ去られる構成だし。
 いちおう追っかけるポイントはブリタニア皇族を中心にまとまってきているということか。ざっと思いつきで羅列してみると、シャルル・シュナイゼルルルーシュ・穴にマリアンヌ、で、後ウザク。コーネリア・プリン・中華連邦orカグヤ・黒の騎士団は以前からと同様添え物ってところか。伏線としてはカレンも準備されているとは思うが出番はもうちょっと後か。ナナリーも実は生きていましたという可能性が無くもないが、公式でのキャラ紹介では死亡と明言されているので、まぁないかと。しかし、2話後のサブタイが「皇帝 ルルーシュ」らしく、また物語は激動らしい。
 この作品のテーマと思われた、自主性だのというのもよくわかんないな。権力の使い方、目的達成のための選択、個人と組織の理想のバランスとか、その他諸々いろいろ視点はあるんだけど、あんまり頭が働かない。BLOOD+に見られた露骨なユダヤ描写みたいなものはあるのかな?という視点も考えてみたんだけど、わかりにくゝはある。
 どっかのサイトさんで、今の段階で「この物語はこういうことが言いたかったんだよ」という主張をしてくれないかなぁと。