兄様とよんでもいいぞ。
ずっと視聴しようと思っていたんだけど、GyaOの調子が悪くて只今見終わった。関ヶ原合戦前の徳川軍の足止めというポイントをとりあえず押さえた上での一エピソードという形。そりゃあれだろう、美濃に集結せよという使者を足止めしたのも眞田なんじゃねぇの？という勘繰りも湧きますわな。
まぁ絶対的に尺が短いので、あれもこれも無いというのは簡単なんだけど、それよりやれる範囲のことでしっかり盛り込みたいところは盛り込んでいるらしいという点が見受けられた。
眞田親子による大人の駆け引きや、言葉を使わないコミュニケーション、眞田十勇士に見られる押し付けがましくも（猿飛談）あたたかい友情、EDにも謳われていた通りの志ある行動。眞田のほうが不勉強で今一断言しきれないんだけど、徳川側とも対比させての組織論など、落ち着いて鑑賞するぶんには全然退屈しなかった。感情の起伏を求めている人には合わないだろうな。
まぁなにより、佐助と楓の不器用そうな恋愛に和んでしまうんですよ。30年ぐらい前にはドラマの定番であったんだと思うんだけど、自己主張のがっつきさからは無縁の、かといって伝えたいことははっきりと伝える二人のあたたかさに、なんでか涙がでそうになりました。男勝りであるらしい楓の、いつもとは違うしおらしさの対照があるべきなんでしょうけど、この描写でも十分に魅力は発揮されていたと思いますよ。楓たんかわいいよ楓たんということで。
なんか第1話も公開されているっぽいから視聴してみようかな。
