半分を過ぎて、ようやっと忍者アクション。
しかも動く作画としてビミョー。とはいえ、アクション描写に期待していないので、これはこれで構わないのだが。その分声優に金がかゝってますがな。
なんか霧隠才蔵、さわやかな男に描かれているねぇ。佐助がタネも仕掛けもなくて、霧隠は仕掛けがあるって対比はなかなかだった。所詮講談ではあるので、佐助と霧隠の圧倒的な力の差を視聴者に納得させるために、思い切りのよい方法ではある。どうせ中途半端にウソ臭いのなら、霧隠だけにリアルを背負わせるというのは対照としても際立つのかな。
佐助の説得もなかなかにして熱かった。これを言われて何か思うところを感じないのは男じゃないといった風情だ。雰囲気は緩くて、引き締まらないのではあるが、しかしどっしりした感じはうける。たぶんスタッフの狙い通りなんだとは思う。ターゲット層は広いんだろうな。
