武田のビデオが電池切れだった件について。
あれ、あむろがターンできなくてごっつんこして、特訓するとかいうエピソードあったっけ？。あむろがごぼう抜きで一位になるのはやりすぎだと思ったんだけど、原作ではどうだったっけかな？。たしかインターハイには出場できて、ラストにもあったようにあむろの家に立ち寄って、大会には遅刻したかしそうになったというのは覚えているんだけど。ED後の紙芝居を見てると、第二期はやんないのかな？。
つーわけで、たしかにギャグの雰囲気はウミショーそのものなんだけど、真面目にスポ根やってましたね〜。いやぁこういうの好きなんですわ。大会で勝つより部活動での人とのつながりに満足する織塚のあり方にほのぼのですよ。原作はともかくアニメ版のテーマはここでしょうね。
最初のゆるゆるな感じからずっとそういう調子で終わるのかと思ったら、ちゃんと盛り上がりもあって話がキレイに閉じたのかな？。もえたんとは違う、まさにお題のとおりの健康的エロだったので、心置きなく堪能させてもらいました。良く他のアニメだと水着回は作画崩壊という法則が発動するのですが、全回水着回のこれは、さすがに気合が入っているのか作画崩壊は一度も無かったような気がする。フェチ的でありながら、適度な誇張でいやらしさがうまく薄まっておりました。原作の描画線が荒っぽいのですが、アニメになって線が細くなり、色がついて動いてで、これはさすがにアニメーションになっただけの甲斐はあるのかなと思います。
まぁこれも初めっから重いテーマが乗せられていない（と思わせる）だけあって、気軽に視聴でき、キャラクター年齢層と同じ高校生だけでなく、それ以降の層も甘酸っぱい思い出を美しく楽しめるという点においては、かなり支持を得るんじゃなかろうかと思ってみる。話がオーソドックスで、そこらへん数あるアニメの一つと見なされて視聴率がふるわなかったのかな？。最后の紙芝居のところは人気があったら第二期が作られる予定で、その導入部に開けられていたスペースなんかな？と思う。まぁ原作がバカ漫画ではある（少なくともアニメ版で感じた青春万歳的なモノはあまり感じられない）ので、あんまりおおっぴらにプッシュは出来ないのかな？。
まぁそんなこんなで、結構楽しませてもらいました。前述のとおり絵は満足、音はそこそこ、声もそこそこかな。あむろ＠豊崎愛生も違和感がなかった。織塚＠生天目仁美も適度な吼え具合が心地良い。静岡さん＠福井裕佳梨がちょっとイメージと違っていたが、ダメかといえばそうでもないしな。原則女キャラが主役なんで、物語上はあむろなり織塚なりがヒロイン級なんだろうけど、誰が主役ということもなく美しい馴れ合いが見れたのは和んだ。まぁだからといって人に理屈抜きで勧められるかというと、息抜き程度＋αの作品ではあると思う。おもろぐらいかな。個人的には続編を希望。スポ根ってだけでなく、運動部版究極超人あ〜るっぽくて自分的にはど真ん中なんですよ〜。
