総理大臣、イラクへの侵略に対する謝罪旅行

 首相、大型連休に中東歴訪・経団連から100人同行

 安倍晋三首相が4月末から出発する中東歴訪の概要が31日、固まった。サウジアラビアアラブ首長国連邦(UAE)、カタールクウェート、エジプトの5カ国を訪問し、イラク情勢などで意見交換する。日本経団連による100人規模のミッションも同行。官民一体の「経済外交」で原油輸入の9割を占める中東地域を重視する姿勢をアピールする。

 首相は4月26、27の両日、就任後初めて訪米しブッシュ大統領と会談する。そのまま中東に移動し、サウジアラビアを皮切りに5カ国を訪問する方向で最終調整している。5月3日に帰国する。(16:31)

 さすがにイランへのあてつけ侵略は気がひけるのか、とにかくイラクをイジめたおかげで中東から石油を売ってもらえなくなるのを防ぐために土下座外交。しかも当人に言ったら公式謝罪&賠償をさせられるかもしれないので、イラク抜き。こんなことならイラク侵略なんてしなかったらいいのに。とはいってもイラク侵略は前キチガイ首相のおかげなので、尻拭いをさせられているといったところか。中国・インドの需要が増大している上に、合衆国が中南米をイジめた見返りにベネズエラに石油高騰の反撃をくらっているから、その報いをこれから受けそうなんだろう。
 日本も新エネルギーの開発を躍起になってやればいいのにと思うのだが、今までアメリカに妨害されていたり、ブッシュの石油利権に配慮したりと困難があったのだろう。ブッシュもようやく傘下の企業に新エネルギー開発の指示を出したんだから、これから日本でも開発を進めてもよさそうではある。しかし、前よりもっと合衆国追従姿勢が強まっており、むしろ日本の指導者は開発現場を抑えて、アメリカから新エネルギーを輸入して、その許認可権でキックバックを貰ったりするのかもしれない。
 しかし国産技術の開発にしたって、技術者軽視のお国柄なので、もう技術者になろうと思う人間はそんなにいないだろうし、いたとしても国内企業の経営層に喰い殺されるor飼い殺しにあうのを嫌って海外で研究を進めるかもしれない。ここ2〜30年での技術退化の成果は着実に上がってきておりますな。