いきいきホットライン

 待たされて平気かどうかがお題。
 なんつーか、待てる人間が大人って結論にして「え゛〜」という感じだが、このストレスの多い時代、ゲストが精神科医であることを考えると納得した。
 待たされるほうにとっては馬鹿にされていると感じているからというのが理由に挙げられていたが、ホントにそうか?と思う。大局で見るとそうなのかもしれないが、約束を守っているのは待たされているほうであるからして、約束を破っているほうを擁護しかねない発言は脇が甘いのではなかろうか?。騒音の考え方と同じなのであればわかるが、約束を破って当然というのはおかしい。われわれがむしろ急かされているという状況を鑑みると、確かに少しぐらいの時間超過は許すべきというのは大いに同意するが、大体待たすほうと待たされるほうは固定化するのが常である。そこらへん虐げられた人間が同じ虐げ方を他人に施すものだというゲストの論は面白かった。
 ただホント現代日本は納期だの、就業時間だの正確な時間運行だのにうるさくなっており、余裕がない生活を強いられているという面はあるのだろう。細かいことを言い出したらキリがないわけで、またギスギスするだけなのではあるが、かといってそれは余裕を持った約束をしてれば済むことだと思う。まぁそれは無理って状況も多いとは思うが。いまや時間は本当に金になるのであり、そこらへん単純に善悪の判断をつけるわけにもいかないんだろう。携帯電話を使って礼儀を尽くしたつもりというのもなんだかなぁで、ほんと約束の時点で相手に失礼のないような余裕を持った取り決めはできないもんなんだろうか?現代人はつくづく器具や他人の好意に甘えて想像力を働かせることをしないなぁと感じ入った次第。
 あぁ、交通渋滞でもいらいらしないのはAMラジオが流れているためってのも大いに同意ですよ。よっぽど腹の立つような進行でない限り。ありがたいことですよ。