いきいきホットライン

 ロケガを視聴してからのほうがいいのかもと思っていたんだけど、まぁ忘れんうちに。
 今日のゲストは哲学者。ぼそぼそ話をしていて非常に聴きにくかった。アナウンサーも相手に合わせてぼそぼそモード。ということで聴き取りにくかった部分は多い。なんつーかゲストは慎重に話を進めるタイプみたいではあった。昨日からの流れでいうと、成果主義云々の話はなかったと言ってよい。淡々と現状分析を進められても、ではどうすればいいのか?については役に立たないし、まぁ役に立つ必要もないだろう。田舎で過ごした経験があるらしく、あんがい田舎というのはのんびりしていないものだというお話は結構納得した。まぁゲストの言い分を聞いていてそれは違うだろう!ということは全く感じられなかったのでそれはそれでいいのだろう。あとは大幅にズれてはいないんだけど、結局何が言いたいの?という投書で結構ごまかしていた部分が多かった。
 今週はゆっくり待ちませんか?というお題だったのだが、やはりんHKのミスリードという気が強烈にする。問題なのは選択ができない状況で選択しろと無茶をいわれていることなのが企画の人にはわかっていないということだろうか。自信はないけど。
 今や時間がダイレクトに金になる時代で、それこそ今週きらめくぐらいに話題になった携帯電話などその好例。携帯電話でのただの時間の浪費としか思えない会話やメール、アプリケーションなどで暇な時間を金に変えるというマジック。しかも金銭感覚が乏しく享楽的な中高生にターゲットを絞って月に万単位の金を消費させるあくどい商法。しかも待たされることが必然でもなんでもなく、いわば“一部の利権層のために待たされる”という構造をあばかない限り、ゆっくり待てってのは、そういう利権への誘導にしかならない。人間必然性を感じるならば、待つことにそんなに抵抗は感じないものだ。そりゃ確率的にどうしてもイライラする人間はでてくるだろうが、お互い様ということが認知されればその場の過ごしようも出てくるものだ。しかし、待たないでよいという選択肢があるというのに待たされるという状況というのが人をイライラさせるのだ。特に周囲の状況に気を配らず、自分だけしか見えてなくて人を待たす状況というのが非常にマズい。ゆっくり待つということを奨励するってのは、他人に鈍感になれととられかねない。目先の不安定要因を他人の我慢で乗り切ろうというのはあまりに虫がよすぎはしないか?。もうちょっと我々がゆっくり過ごせる環境を得るために深い問いかけをんHKにはしていただきたい。むしろ国民を急かせて注意を逸らせまくって、んHKは自民党や利権層に有利な世論作りを一緒になって行っていないかどうか、深く深く深く反省をしていただきたい
 昨日の成果主義云々だが、私自身正しいことを言っているようで実は周囲を振り回しているだけなのかもしれないので、よくよく注意をして読んでいただきたい。自分の成果を他人に評価してもらおうとも思わないんだが(不遜ですわな)、かといって自分のことを正しく自分で評価できるとも思わないんだな、これが。