のだめカンタービレ 第7話「Lesson7」

 のだめが脇役に邁進している件について。
 展開早いなぁ。普通千秋の言う通りにできるまで時間をかけるだろう?と思うのだが、尺の関係だろう。ここはなんのかんいって千秋の言を正しいと認める楽団員→千秋の言う通りにできる楽団員→千秋の違和感→千秋の悟り→対話の開始→本番の流れがスムース。混乱やぶつかり合いを省略しているだけで、手順は正統そのもの。演奏が始まって観客がなぜ驚いたのか、あとで思ったよりはるかに演奏が上手かったということが明かされるが、音の出だしでそれを表現しにくいのはアニメ(というか音楽ドラマ)の欠点なんだろうな。
 まぁ凡百の作品なら指揮者の思い通りの演奏ができてよかったね!で終わるところが、そこからの一ひねりがミソなんだろうけど、つくづく尺の短さが悔やまれる。プリごろ太は要らないんだけどね…。