はめふら2#12

 卒業式という名の華やかなお祭り騒ぎでEND。自分てっきり魔法省編というのは今までの流れがダラダラ続くという形式だと思っていたんだが、まぁ何がそんなに変わるかどうかは別にして、いちおう新章というか、今までの話に一区切りつけて新規まき直しという形になってるんだな。畑で1期のOPが流れてたからおそらくこれでテレビシリーズは店仕舞という予定だったんだろうけど、人気が出てスポンサーがつけば3期やるつもりなんだろう。別にフォーチュンラバー2の下りは3期とのつなぎと考えてもいいし、これで原作に興味を盛ったら以後こういう展開なんですよという誘導目的の販促と考えてもいいし、そのへんはどっちとでも取れる作り。
 うーん、ストーリーは相変わらずひねりもくそもない感じではあるんだが、まぁこの作品に奇抜なストーリー展開を求めてる人っておそらくそんなにいないし、そういう意味ではちゃんとこの作品ならではのスタイルを早々に確立してシリーズ化に成功してるといったところだろう。個人的にもどうせフィクションなんだから、どんな凝った展開、読者をうならせるような超展開であってもそれは現実とは違うファンタジーでしかなく、この作品はそういうのに頼らなくてもやっていける感じかな。
 構造的には、前回聖女の魔力との比較をしたが、こっちのほうこそが聖書的なものに近くって、キリストが方々に顔を出して言葉がけをした途端相手は救われ、信者になっていくというスタイルがモロそう。さすがにキリスト自身は使命感みたいなものがあって、カタリナはそんなものはなく、生き抜くために単に一生懸命なだけなのだが、それはカタリナに使命感を持たせてしまってはこの作品の特徴が損なわれるからであって、そういう相違点はあるにせよ、これはまさしくそういった意味では現代人に対する救済の物語になってる。主人公が意図せず他者を救ってしまう物語は星の数ほどあれど、この作品をピンポイントに支持する人たちはやはりこの作品に聖書的*1救済みたいなものを見出してるからこそ、人気が出たんじゃなかろうか。しかも説教臭くなくて軽妙な語り口。戦闘員派遣しますのところでも述べたが、チャップリン的なコメディになっていて、カタリナの行動をまーたおんなじことの繰り返しだよ…と思っていながら、アレ、なんで俺この作品みて泣いてるんだろみたいなそういう側面はあると思う。
 まぁそんなわけで、前期は割と中盤ダレたなとも思ったし、今期も初期のうちはそういう感じがなかったワケでもないんだけど、期せずしてこの作品の力強さを再確認してしまった次第。あと個人的にはBGMが楽しくてよかった。普通BGMなんて演技を邪魔しないよう寄り添う感じなのが基本なんだが、この作品の場合、ここぞというところではもう自己主張が激しいのなんの。でもそのノリノリなところが結構視聴者の気分としてよい効果を発揮してたと個人的には思った。

城姫クエストヒノモト無双、決勝トナメ進出。

 準決トナメに進出して、組み合わせを見たところ、一回戦二回戦はまぁ勝てるだろうが、反対側ブロックにこれはどう逆立ちしても勝てんだろうというユーザーが三人もいて、絶対勝てないと思っていた。で、最終戦予想通り負けていたのだが、それでも決勝には進出できてしまったという。
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 まぁ準決で負けているのだから、決勝トナメで一回戦負けしても何の不思議もない。おそらく三期はこれが最後の決勝トナメ進出になりそう。あったとしてあと一回。ヒノモト無双、組み合わせがすべてなのと、決勝にいってしまうとそれが実績になり、最初の組み合わせガチャではどうも強いものどうしが当たることになるような実感がある。おそらくできるだけ多くのユーザーに勝ち進む体験をして欲しいという配慮があるのだろうと思うが、ガチ勢とはとてもいえないが、中途半端に手駒がそろっていてちょっとぐらい上の世界を見たいって自分にはありがたい限り。なので、実は数回いい思いをしたらあとは他の人がお伊勢参りしてくれてどうぞって思いはある。
 イベントはマッチングが厳しくてまたもや500位前後をウロウロ。参加者は盆あたりの厳しさはないんだけど、本気のユーザーは残留してる感じで今回ばかりは250位ボーダーはムリかも。


 艦これ、午前中にはイベントに再度取り掛かるつもりが、痛恨の寝落ち。気がついたら夕方。そろそろ再開しないとなぁ。ガルフレが対抗戦なので、開催時間にはかろうじて起きることができたのだが、やれることをやったらやはりバタンキューと寝落ち。なんともなぁ。

*1:余計なことを言ってしまうが、公式サイトのトップ絵が三枚ほど切り替わるようになっているのだが、そのうちの一枚が、レオナルドダヴィンチの最後の晩餐と構図が一緒。