光希桃さんとこの感想率調査に参加しました

 感想率調査よりは終了番組評価調査のほうに興味があります。自分は好評価した作品でも他の人はそうでもなかったりして結構参考になります。前回は「お伽草子」の評価が低かったです。私なりに見所はあったと思いましたが、完成度が低いといえばそうかもしれません。ただしこの作品は腐女子に人気があったようです。感想サイトの運営者は男が多いように思うのでちと不公平かもしれません。まぁ「スターシップ・オペレーターズ」の評価が低いことは覚悟済みなので、気楽といえば気楽なのですが。
 交響詩篇エウレカセブン第8話「グロリアスブリリアンス」視聴終了。前回が内輪の話だったのに対し、今回は話の大筋にも絡んでくるところでした。前回はちょっと退屈といったかんじでしたが、それは私が余分な話を嫌うためで、ストーリーの出来が今一といった次元ではありません。周辺の人物描写や主人公の内面を日常から描くことも重要だと思います。まだまだ頭に血が上っている証拠でお恥ずかしい限りです。
 全体的には息抜きと本編とのバランスが良く取れた回なのですが、気になるところもありました。軍との取引で、あっさり反故にしちゃうのってありなんですか。こんなことをすると信用を失うので今後軍との取引は出来なくなっちゃうんじゃないかと心配してしまいます。当然他との取引もやりにくくなるわけで。金がない組織としてはやっちゃぁいけないことだと思ったのですが。これから本筋に巻き込まれていって金儲けどころじゃなくなっちゃうんでしょうか。権力側を軽く手玉に取るという描写は軽快感もあって彼ららしいといえばらしいのですけど。
 ホランドは結構思慮深く、苦悩の多い人物として描かれているみたいですね。ここに来てレントン周辺の人物紹介がほぼ終わったようです。私的にはまだ顔と名前が一致しないのですけど。ストーリーの風通しを良くするためとはいえ、御都合主義的に主人公側がやたら強いというのもちょっといただけません。今後彼らの前に立ちふさがる強大なライバルの出現が待たれます。一年物なので展開が遅めなのは覚悟しないと。
 作画はかなり気合が入っているように思いました。エンディングのクレジットで大陸の方々の名前があったので、動画に参加しているのかと思ったら違ってました。動画はあくまで国産で、背景が舶来でした。国産だろうと舶来だろうとアニメーターの方々は安い報酬でクォリティの高い仕事をしているんでしょうねぇ。