終末トレイン#3

 東吾野、キノコに寄生された人たちの集落の巻。幻覚作用のあるキノコもあるだろうし、それで人を魅了して集落を乗っ取ったのだろうかとも思うんだけども、当の集落の人たちは自分たちで太く短く生きることを選択してキノコに自主的に寄生されてるとか言ってたしな。このキノコとか、キノコに喜んで規制される人たちが現代日本でいう何に当たるのかちょっとよくわからんというか…。ストーリー的にはメインキャラ達が池袋に行くための障害という役割で、彼女たちが目的を再確認するという話なのだとは思うけど、友人を探しに行かないという選択肢が予め彼女たちに刻まれてるという初期設定も強く提示されてなかったからなんか唐突といった印象。
 西田亜沙子といえばシムーンを思い出してしまうのだが、シナリオスタッフが共通というわけでもないし、不可解なシナリオというのが狙ってやってるのかそのへんもよくわからん。いや、分かりやすいシナリオでないといけないというワケでもないし、話が進んでいくことによって今回の話の立ち位置や意味が分かってくるかもしれないんで、わからんものはわからんまま先の話に進んでいかなくちゃという話なんだと思うが…。