防振り2#4

 イベント攻略成る…の巻。今回もまるまるバトルシーン。舞台がゲームという「箱庭」だから仕方がないといえばそうなんだけど、プレーヤーたちが挑むミッションは、記号としては「解決されるべき世界的な社会問題」であって欲しいとは思うんだけど…。ラスボスまでは主人公の防御全振りとそのおかげで獲得できたチートスキルで俺TUEEE展開ではあったんだけど、ラスボス戦ではそれをギャグとして即堕ち二コマ展開にはせず、親友とのコンビ&出せる力は全部出し切って…の勝利なので、ガチャガチャやってた割にこれはついに運営が主人公達の能力を見切ってバランス調整に成功したというだけの話のように思えるので、いちおうこれでお話的にはグレートリセットみたいなことなんだと思う。
 よくわからんのだけども、上記のように、主人公達は世界的な社会問題の解決に挑んでる…という形にしてないのは、そもそもその社会問題というのは人間自身が起こしてる問題なので、世界中の人間が自分の利益だけを最大限にするために互いにいがみ合うのではなく、お互いがお互いの利益を最大限にする、いわゆるwin-winの関係を築き合う*1ようにすれば、そもそも社会問題は起きないし、それで人類は理想に近づける…というメッセージが込められてる…のだとするとそれはそれでよく考えられたストーリーだなという気がしないでもないが、#4までの流れで本当にそれを伝えようとしてるのかと言われるとそこまで言ってるようにも見えないのでそのへんはまぁ。

陰の実力者#18

 武闘大会本戦一回戦の巻。ちなみに金髪縦ロール先輩の話はお休みっぽかった。うーん、話の行き着く先が読めん。今のところ明確なトラブルといってよいのは金髪縦ロール先輩の危機だけで、彼女を陥れた側の意図も読めないし、今やってる武闘大会との関連性もわからんし、前回までほぼギャグだった武闘大会も今回からシリアスに変化してるっぽいし、話の行き着く先を視聴者(読者)に読ませないという流れなのはわかったんだけど、さてどう転びますか…。メインヒロインに似たキャラが出てきて、しかもそのメインヒロインはED画像に出てきたのに本編では出番なし。当然裏で何かやってるはずだけど…。
 あと残り2話なのに、割と贅沢な尺の使い方ダナ~。

変身ヒロインモノ、復刻バレイベ

 それまでほとんどログイン即ログアウトに近かった関わり方をしてたのを方針転換して、ついに配布キャラを最大ステータスで確保したイベント。

 配布キャラはバレツルコ。ちなみに恒常ツルコは自分がこのサービスを始めて、最初に選択したキャラだったりする。元気っ娘だから自分にとってはほぼ一択だったけど、なんかコレジャナイ感。たしかに元気は元気なんだけど、お祭りにしか興味が無くってキャラとしての奥深さがないというか…。なんでアイちゃんを選ばなかったのか、おそらくコスがヒーローモノっぽくって、もっと暑苦しい性格だと思ってたんだと思う。今となってみたらアイちゃんのほうが断然好みだよね…。
 昨年の初出で既に配布キャラの強化まで済ませてるから、今年はアイテム確保だけになる。なぜかシナリオは途中までしか開いてなかった。結局さきほどすべて空けて読んだのだけども、あまり記憶にない。確か昨年は配布キャラのツルコがイベントの協賛先の男性に見初められたけど、職業が職業なのでゴメンナサイしたというストーリーだったハズだが…。で、確認したら自分が覚えていたのはキャラシナリオの話だった。おそらくイベントシナリオは途中までしか読んでなかったのだろう。
 1-ステージは配布キャラを貰うか強化ポイントを稼ぐところだが、ノルマは果たしてるのでステージを周回しても意味はないという。
 イベントシナリオで普段着のシーンもあったから、配布キャラの普段着の画像を探すと、これが無い。で、恒常の画像をイベントに使ってるらしい。派生キャラの普段着の書下ろしがないのは省力的やな、他のキャラはどうなんだろう?と思って、手持ちのユニットを探してみたのだけども、手持ちにはエンジェリック赤信号しかいなくて、彼女にも普段着の書下ろしはなかった。というか、このサービス、派生があんまりいないみたい。第一部のメイン信号機とレジェンド信号機、あとはおそらく人気投票でキャラ化された程度しかいなくて、恒常の派生より新規キャラの追加数の方が多い感じ。
 ちなみに前回のイベントは動画配信サイトのヴァーチャアイドルの収録がメインのお話だった。いちおう危機的なお話ということで、新規追加キャラが自分のアイデンティティを見失って闇落ちする話が終盤で展開されてたけど、個人的には収録して配信する実際の流れ的な話の方が格段に面白かったかな。

*1:今回の話でいえば運営とプレーヤーたちの関係性