`小林さんちのメイドラゴン

 いちおう2期の終わりまで。一日で連続視聴したわけでもないし、話の切れ目でしんどいと思うこともなかったからフツーによかった。原作はまだ連載が続いているようで、ピーチボーイリバーサイドは中途半端なところでアニメが終わってるのでやはりこっちの印象が良い。
 しかし、ヒロインのドラゴン、自己決定権を行使したうえでメイドになりたかったとか、ここでも「坊ちゃん」の清モチーフかよ…といった感じ。あと、何物にもならなくていいというセリフがあって、何者かになりたい若者に対するメッセージの先取りかな…と思わなくもなかったんだけど、よくよく考えてみたら、この物語ではドラゴンは親ガチャに勝ってるし、才能にも恵まれているから、今ドキの、「持たざる者」が何かを得ようとして焦るメンタリティとは違うものがあるな…と思い直した次第。