最強タンク#5

 クラン運営を任せた後、元居たパーティーと仲直りしてダンジョン攻略、攻略を成功させて妹の不治の病が治ってしまう話。なんか一気にミッションを達成しまくったなwwwという感じ。まぁ引き出しはあるようなので今後も期待といったところかな。

ダンジョン飯#4・5

 ゴーレムで野菜栽培だとか、霊に取りつかれるとか。ゲストキャラで出てきたのがいきなり全滅して、このキャラの使い捨て具合にビックリした。その割に妹はまだ無事らしい(生き返らせるという話だったような気もするが)。飯を中心に話を進めるんだったら早々に飽きるかもと思っていたけど、それぞれのエピソードに個別のテーマ性があってそのへんよくできてるかなー。時事ネタでもないから風化もしにくいだろうし、なるほど人気作なのも納得した。

ルプなな#5

 商品開発が成り、目当ての商人の信頼を得る話。メインキャラ同士の会話劇がなかなか迫力がある。己の信念だとか存在をかけてセリフが絞り出されているようでこちらの身も引き締まるけど、まぁ中身は凡庸というかありきたりではある。とはいえだからこその力強さがあってターゲット層広めに訴求力はあるんだろうなという感じ。なかみもまぁよくある自民盗政治批判であって、現実とのリンクも十分やね。
 うーん、ただ、貧困層を消費者に変えて経済を回すという発想はおそらくフォードが最初で、中世は新田開発に幕府が困窮層を雇ってたみたいなことはあったけど、西洋でも基本的に貧困層は使い捨てだったような気はするけどね…。家内制手工業という形でそこそこ大量生産するということでもなければ、なかなか商品を市場に大量に供給するというシステムが前提で労働者を雇うという考えには至らないと思うんだよなー。まぁ別にこの作品は中世の経済体制をそれなりの説得性を持たせて提示するのが目的でなく上記の通り自民盗政治批判だから、物語の世界観に合うよう経済が独自の進化を遂げた…なんてことを考える必要もないっちゃぁないんだが。

真の仲間2#5

 かつてのパーティー仲間の快気祝いに、主人公が手合わせをする話。スローライフの良さを分かってもらうみたいな話はまぁ言葉の綾で、友人のたびのはなむけにエールを送ったとかそういうのが自然だろうな…。まがりなりにも友人はパーティーを放逐された主人公を心配して様子を見に来てくれたんだろうし…。自分はこれこのとおり大丈夫で、今の生活に大層満足してるってんで安心もするでしょ。
 この作品も前期あたりは、いかに居場所を見つけるか…みたいな要素が強かったけど、今期はもうちょっと踏み込んで、人を社会の歯車として使い捨てにするのではなく、マネジメントとはそもそも人組みであるみたいなテーマが織り込んであるように思える。