まほあこ#3
なんと主人公、タラシだったの巻。主人公はいまだオドオドしててそんな風には見えないようになってるんだけど、ちゃんとヒーローしてる。といっても異色のヒーローで、定番の熱血でもないし、かといってダークヒーローのように怒りや恨みなどのルサンチマンを抱えてるわけでもない。他者から敵意を向けられても決してそれをしっかり受け止めるのではなく受け流し、いつのまにか相手の懐に入り込んでるというか、自分でも気づくことの無い、心の奥底では実は何を欲しがっていたのかすら掘り起こされるようなものなのだから、コリャかなわんわーとなるのは当然。
今回味方のキャラが登場するのだけども、彼女が惚れこんでいるから主人公が魅力的であるという描き方ではなく、ちゃんと主人公の行為が魅力の源泉であるという描き方をしてるので感心してた。
本作のメインテーマとまで言ってよいのかわからないけど、少なくとも主人公のあのタラシ要素は、「身も心も虜にする」というものだから、エロ要素もちゃんと本作を構成するパズルのピースとして機能してるのもよくできてると思ったよ。
友崎2#3
バレー部ちゃんが主人公のアドバイスで少しずつクラスでの居心地がよくなる話。話のメインストリームはあくまでリア充マニュアルなんだけど、前回も言った通り、バレー部ちゃんの危機を招いたのは主人公リア充化計画のために元野球少女を道具として使ってそれで彼女が不安定になった…という構造を理解してないもんだから、バレー部ちゃんに変わってほしくないヒロインもかつての自分に重ね合わせてる部分があって同情的だが、バレー部ちゃんを危機に陥れた本人のくせに何言ってんだという感じだし、バレー部ちゃん自身が変わりたいといってるんだから変わるべきと言ってる主人公もマッチポンプでどうにも。
他人に興味を持つべきとか言ってるけど、それが言えるんなら元野球少女の気持ちも考えてやれよと。彼女だってクラスの一員で、本来敵対すべきでなく同じ仲間として仲良く過ごす、もしくは性に合わないなら距離を取って付き合うぐらいのことをすべきだろーと思うんだけども、そのへんが着地点なのかなー。
ゴールデンキウイジャム作り
昨日ジャム作りをしてた。一ヶ月ほど前に安かったので買っておいたキウイを、満を持してwwwジャムに。
皮をむいてその重量が約280㌘と、皮むきを丁寧に頑張った割にはちょっと多めのように思ってしまうが、いちおう二袋1.5㎏から300㌘を引けば、1200㌘分をジャムにすることになる。
ちなみに、作例のキウイジャムを見るとほとんど果肉の固形が残ってるものばかり目にした。なので、マッシャーを使って潰すことにした。ダイソーで買ったマッシャーで、以前ふかしたジャガイモを潰すために購入したのだが、ジャガイモを潰すには力不足な感じ。だが、キウイは結構効率的に潰れてくれた。
出来上がりは酸味が強く、キウイジャムといったイメージは弱め。自分は酸味が強い方が好きだけど万人受けするような味付けではなかったかも。チアシードドリンクのように透明感のあるトロみのついたゲルに、キウイの小さな種が浮かぶようなものを期待してたが、見かけは予想とは逆に透明感が少ない乳白色のものになってしまった。が、上記のように透明感を重視して余計なものを取り去ってもコストパフォーマンスは悪くなってしまうからこんなもんだろう。
キウイはペクチンを余計に加えなくても簡単に固まってくれるようだし、もっとジャムになっていてもおかしくないんだけど、どうもネットでは人気が無い感じなんだよなー。