ゾン100#3

 主人公の親友がパーティー入りする話。ビルの屋上から跳ぶとか、ありえんだろーと思ってたが、跳んでる最中に服が脱げる(それまでの価値基準を捨て去る)のであれは象徴的なシーンだったんだなという。しかしゾンビ化の原因がイマイチわからん。資本主義に毒された人間ほど報いを受けゾンビになってるのかと思いきや、そういうのと関連性はなさそうに見える。

死神坊ちゃん#15

 タコの魔女がやってきて主人公の解呪に失敗する話。なんかストーリーの大枠より、それをネタに周囲のキャラが戯れるのがこの作品の本質なのかも。まぁやろうと思えばすぐにでも呪いを解いて感動のシーンにしちゃえばいいだけの話だもんな。主人公やヒロインはあくまでその他のキャラが踊るための舞台を用意してるだけと考えた方がわかりやすい。


英雄教室#15

 ドラゴンがやってきてょぅι゛ょ化して主人公に懐く話。しかも落ち着くのに話を次に持ち越しなんだもんなー。OP映像やED映像を見るとあとヒロインが二人いるようだけども、それやっちゃったらもう折り返し地点。まぁ英雄が世界を救う任務から離脱しているから、この物語の大きなミッションはそこにはないわけで、しかしダラダラ学園生活を描写されてもなーと今更ながらに気付いてしまう。
 この日本が衰退期にある以上、世界を豊かにしていきましょうとかいうテーマはなかなか設定しづらいと思うけど、それで若者たちに示すことが、いじめなんてやらずに自分の夢なり目標なりを目指せでも全然構いはしないのだけども、学校という閉じた空間で仲良しごっこをしましょうってのもちょっと今となっては的を外してるような気がしないでもない。


無職転生2#3

 痴情のもつれでパーティーの組み換えが起こる話。話としてはよくできていると思うんだけど、前回も述べた通りあまりに出来すぎてる感じがどうも。この地でもう手掛かりは得られないんだろうから河岸を変える必要があって、それでこの展開かぁみたいな。金髪ショートに主人公が誘われて彼がどうなるかはほぼ予測できたし、その後の色街への展開もそーなるんやろーなーと思った通り。よくできたシナリオだと、想定の範囲内だけどどっちになるかはわかんないという状態で、事実が明らかになるちょっと前のタイミングでヒントを出してテンポ感を作るものだけど、そういうものが一切なくて意外性が無い…といえばアレだが、かといってこういう展開だとそういうテンポ感要らないしなーと思えば、こういう形になるのはもっともで。
 ただ、キービジュでは大々的な位置関係だしまた再開したりもするんだろうな…とか。
 オーソドックスな手法だからこそ重心の低いシナリオになってるし他にいいテキストになるわけでなく練り込まれた末の出来の良さなんだけど、なかなか難しいもんやね…。

ダクギャ#3

 小学生の意図がわかって心理的距離が近づく話。JDヒロインが紅茶を出すときなんで手袋を?と思ってたら、ちゃんと理由がほのめかされていた模様。こう、天下三分の計というか近代国家の外交技法のような均衡理論がとても小学生とは思えん。で、やっぱりこういう霊的なものが当事者の怨恨の綾を解きほぐす形で解決されるのではなく、力業で解決ってのがいかにも現代的やなーという感じは以前のまま。ただ、それはこの手の作品としては新奇性のようにも思えて、現段階では決して面白くないわけでもないんだよなー。

桃ジャム

 なんかメロンジャムVer.1を作る際に桃ジャムもと一箱買ったはいいが、メロンジャムVer.2を挟んだおかげですっかりやる気のハードルが高まってしまった。というのも、加熱時は焦げ付かないよう絶えずかき混ぜるために、ずっと火の番をしておかなくてはならなくて、その間はもう汗がだらだら滝のように流れるし、作成後はどっと疲れるのだ。で、桃購入後約1週間で取り掛かることになってしまった。

 11個のうち一つ(画像左の一番左)がかなり痛んでいたほかはジャムに支障のある痛み方ではなかった。買った時は販売業者がいて「完熟してるけど身は硬い」といわれていたのだけども、さすがに一週間も追熟していればかなり柔らくなっていて一個繊維質でじゃりじゃりしてたほかは全て口当たりの滑らかなモモになってた。アボカドのように切れ込みを入れて捩り、半身を取り出して種を取り除く…からの粗切り。とりあえずすべて半身にしたのだが変色を防ぐために水にちょっとクエン酸を溶かしたものにくぐらせた。ざく切り中につまみ食いしたので生食は済ませる。数年前に同じところから買った同等品はすべてハズレだったのに今回は甘さから言うと一つを除いてすべて当たり。
 今回は砂糖を放り込んで浸透圧によって果汁を吸いだしてから加熱した。もう桃を切るのでやる気をうしなって続きは後…となったせい。桃は10個ぐらい使い、皮と種を取ったのだがメロンと違ってこの桃はかなり熟してたので皮を切るというより皮を剥がした…ぐらいの感覚で廃棄分は少なかった。一個当たり250㌘ほどだったから、一個捨てておそらく正味2㌔弱ほどだったと思う。そこに砂糖1.5㌔ほど投入して沸騰してから40分ほど加熱。ちなみに桃の果実はメロンと違って溶け込むことがなかった。すべて透き通るほど加熱したら火を止めるつもりが、身が透き通るのは困難だと判断して途中で火を止めた。
 出来上がりはジャム瓶3つには足りない感じ。中途半端に入ってるジャムは、今食べてるスモモジャムが無くなったらその次に消費するつもり。いちおう試しに食ってみたが、パンに塗るとメロンジャムのようにほぼ液体…みたいなことはなく端から流れ落ちることはないのだがそれでもトロットロで柔らかい。まだ熱いうちに塗ったから、もっと温度が下がって落ち着くとそれなりに固まるかもだが現段階では分からない。味自体はまぁ桃ジャムだわなという感じで特に感動もなく。桃ジャムとして市販品を買えば(桃800円、砂糖300円ほどだったから)全然安く手作りできたとおもうけど、自分は別に一瓶300円(同じ大きさの瓶で)ほどのマーマレードジャムでも満足できる貧乏舌なので、通常消費するのだとするとそんなに安いというほどでもないかな…。
 ちなみに、ドラグストアで砂糖が1㌔178円の特売だったから重宝した。一定期間の開催でできるだけ毎日出動して二袋ずつ買ってたが、最終日行ってみたら売り切れてて無駄足踏んだよ…。塩はともかく、油や砂糖とか、なくてはならないものがホント高騰したよね。