ささピー#1

 死んだりせずに異世界と往来して交易とかしちゃういつもの。全体的な構造はろうきんと同じなんだけど、主人公が誠実なおっさんサラリーマンで、設定や節度の精度が高いのでそう悪い印象はない。人助けをしてうっかり政府に目を付けられ、スカウトされてそれなりに扱いがよくなるとおもいきやそれほどでもなかったのは、特異能力は隠しとかないとこぶとり爺さんのように隣の欲深爺さんに目を付けられちゃうよ感があって物語っぽく見える。いろいろ気になるところはあるのだけども、そこは伏線として面白い展開が待ってるのかもしれんし、荒唐無稽であること自体は間違いないんだけど今までの作品よりは楽しめそうな予感。