シャンフロ#11

 強敵を倒す準備で、ネームド武器を作ってもらったりレベル上げが必要だったり。なんか親分さんに討伐を許可されるだとか、武器を鍛えるとかねっとりと描写されてたんだけど、あんなのゲームサービスのプレミアム感を出すための演出にすぎなんで、あのあたり全編退屈だった。
 うーん、いちおう主人公と知り合いが強敵を倒すための算段をするあたり、関係性なんかはまだ見るべきところがあると思うんだけど、この期に及んでNPCとのかけあいを見せられるのは間持たせぐらいにしかおもわないな。MMORPGなんだから、あくまでプレーヤー同士の交流がメインのハズで、ゲームサービスのいろんな要素はそれらのツールでしかないと思うんだけどね…。

ひきこまり#9

 隣国との関係性をメインとした別シナリオ始まるの巻。なんだかいろんなイデオロギーや思惑が見え隠れするんだけど、今までのエピソードのように最初っから解決すべきミッションが提示されてないので判断がつかない。

ラグナ#11

 決戦前の準備色々。いろんなキャラの紹介も含めてそれぞれの立場や思惑って感じなのだけども、今回ばかりは退屈しないで集中できた。まぁ敵味方の強弱関係は作者がどうとでも設定可能なんで、積み重ねがない以上どうとでもなるよね…としか言いようがないワナ。まぁやっぱり敵の親玉が前回あれだけ精神が不安定だったのに、立ち直った途端それまでの経緯をご破算にして何もなかったように振る舞うの、女の身勝手さが良く表現できててよろしいといった感じ。

スパファ#35

 シージャック事件のご褒美回&その他。うーん、今回のこのしっとりとした描写はなかなかよかったかも。前回まで死闘を繰り広げたからこそのこの安堵がある…みたいなところ、死闘の内容は個人的にはうーん…だったけど、それ自体があることの必然性はさすがにあったと思うわ…。
 相手国の大臣に取り入るミッションはあまり進展がないように見えるんだけど、前期がいろんなエピソードが取っ散らかって物語的には落ち着きがなかったのに結構ストレスを感じてたんだが、今期は話が進展しない代わり、平凡ではないが日々なにかしらとっかかりがある日常の描写が落ち着きを感じさせてちょっとばかし見直してる段階。

天然上司#10

 いろんなエピソード乱れ打ち。とくになにか一本筋の通ったテーマを貫いてるって感じではなくていろんな話の詰め合わせって感じだったかな。とりとめのない話ばかりなので深く心をつかまれることもないし、ストレスも感じなかったということで…。

ティアムーン#10

 隣国の革命騒ぎの真相がだんだん見えてくる話。主人公が安心してからの革命という驚きの段階を過ぎてしまったら、なんか取るに足らない話になってしまったような気が。血塗られた日記が消滅したら実質話も終わってしまったとか?。本当なら生きるための道しるべがなく、以降は全部自分の判断で切り盛りしなければならない…って状況の方が本番なんだろうけどね。ただ、この隣国の革命騒ぎのエピソードで何を見せたいのかはまだ明らかにされてないように思うので、やはり騒動が収まってからの判断になるとは思う。

帰還者#10

 休暇を楽しむ&前世の記憶を頼りにトラブルシュートを前もって行う準備。貴族連中との和解は描かないか、描くにしても当面は世界の危機に対応して、追い追い描くかもといったところか。まぁ続編があるかどうかにもよるけど、物語の大きなミッションである、とりあえず人間観のいざこざはともかく世界全体を救うというミッションに入らないと残り話数も少ないしな…。

豚レバ#9

 狩りの連中にみつかって…の巻。途中から同行してたキャラはともかく、護衛キャラもこれでお別れかどうか不明だけど、どんどん王都に近づいて真相が明かされるのが迫ってる感じ。なんか自分は王都に辿り着いても不幸な結果しか待ってないと思ってたんだけど、王都に入るまでが試練の連続なので、いざ辿り着いたらご褒美の結末になるのかもしれんな…。とはいえ、この社会の構造が明らかにオカシイので、そんな幸せな結果が待ってるとは個人的には思えないわけだが…。
 なんか死こそ救いというのがなかなかにして深いというか、キャラを退場させるにしても見せどころは押さえてきてるなというのがなんとも。なんか今まで意識してこなかったんだけど、この作品で示されてるいろんな構造や要素、本当なら現代日本に通じるものがあるはず…というかなにかのメタファーなんだろうけど、それが何か見当がつかない。いやまぁ単にそういう不幸な設定を現実とは関係なく普遍的なものとして示してる…という可能性があるんだけど、というか、むしろ自分はそっちの立場で今まで眺めていたわけだが、どうなんだろうな?。

ポーション頼み#10

 新しく訪れた国でいちおう腰を落ち着けて薬屋を開いて…の巻。エピソードとして退屈はしないんだけど、身分や評判を隠して一から出直し…とか、婿を見つけたら隠し通せるものでもないし、なんかあんまり安定して幸せに暮らしました…みたいな結末にはならないように思うんで、このような話立てにする意図がいまいち見えにくい。なんのかんのいって自分も主人公が無双するところを期待しているのかもね…。

薬屋#10

 懸案の事件にいよいよ本格的に取り組むか?という段階。伏線を張りに来てるというか、事件解決の材料を投げてる最中のようで、その中にいろんなキャラの隠された設定なんかも織り交ぜられている模様。話自体も退屈しないし、動画の動きの部分にちゃんと意図が込められていて、ドラマが絵で表現されているところなんかもなかなかにしてよろしい…といったところか。

ぼくあめ#10

 妹ちゃんや黒髪ショートに焦点を当てて、メインキャラ達がプロゲーマー昇格を目指す姿を描いてたとかそんなの。前回、主人公は妹ちゃんと駆け落ちしそうな雰囲気だったけど、今回はセリフもなく腫れもの扱い。黒髪ショートが女優の仕事でネコ被ってる姿と、ゲームに熱中して乱暴な振る舞う姿を交互に描くの秀逸やなwwwと思ってた。母親が妹への支援のお礼をしたり、黒髪ショートが女優との仕事の両立で板挟みになるとか、どちらも平凡な描写なんだけど、それをすることによって誰かが追い詰められていくという流れはなかなか迫力があった。

百カノ#10

 ピンク髪JK救出作戦続き。やっぱそうなるんジャンwww。救出のあれこれもそこそこ迫真の流れだったし、そもそも五股自体がオカシイだけでなく、過去話の経緯を聞いたらそりゃ母親がそう思うのも無理無いワナ…と思ってあのタイミングでアレwww。予想の範疇だったとはいえ、油断してる隙にバーンと御開帳だったからコリャやられたという感じだが、不満があるどころか清々しく感じてしまうほど。
 逆に今期はヒロインは五人だけという自分の予想も裏切られてしまったわけだが、後すわどのように処理してアニメ版が終わるのか、続編はあるのかちょっと気になる。

でこぼこ魔女#12

 父親が本格参戦して今までの総ざらえ。親子関係の羅列にしては関係性に切れ込む感じも少なめで、全体的にもパワー弱目なんだが、落ち着いてさよならする分にはバランスはとれてたという感じ。
 終わってみたらキャラ達のバカ騒ぎもこんなもんだろーなーという感じで特に何がダメというつもりもないけど、個人的にはギャグが上滑りしてキャラ達が空回りしている感が否めなかった。子育て要素だけは金科玉条として崇め奉り、キャラだけをイジメてたから痛々しいのなんの。時には子育て要素も投げ捨てる勢いでギャグに大振りしたら化けてた可能性もあるけど、ギャグのヒット率が高くなく、たまたまヒットしても大笑いするほどには至らないから、物語としてはパワー不足といったところかなぁ。
 そういやちょっと前に水樹奈々がのど自慢にゲスト出演してて番組終了前の出番でこの作品のOPを歌ってたが、最新の持ち歌がコレだとしてもちょっと全年齢層向けではないように感じたのでちょっとカワイソウだった…。

オバテク#11

 チャラ男君怪我から復帰するの巻。自分との闘いというテーマは、なんで主人公側にそれを言わせないかねーと思わなくもないんだけど、この作品もしかして群像劇スタイルなのでは?と思わなくもないのでこれはこれで機能してるんだろうなという感じ。っつーか、カメラマンとドライバー君がもう共依存関係っぽく映ってなんかもう見てらんないというものになってしまってるから、熱い主張はライバルチームにお鉢を回したというところか。
 商店街のスポンサー申し入れも今更感が強くて、オマエら無理すんじゃねーよという風に思ってしまったのだが、いろいろ問題は大いにせよまだウマ娘のほうが地元が応援する流れが自然に感じた。店をほっぽり出して観戦に行けるぐらい暇してるんだろうから、資金援助する余裕なんてないんじゃないんですかね…。
 次で大化けする可能性が無いわけではないんだけど、こう今までを見渡してきて思うのは、コンプラを守ってるから批判要素を回避してるんだろうけど、それでどうにも物静かな物語になってしまってるなーという印象。重大なトピックを扱ってるから力強さが生まれてもよさそうなもんだけどつぎはぎ感が強くて、いや、物語というのはパッチワークの境界を目立たないよう処理するだけではダメなのでは?という感じが強かった作品かなぁ。オリアニだからちゃんと物語の骨格をしっかりさせてちゃんと構造を考えて要素を配置することができるはずだし、脚本もそれができない陣容ではないように思うんだけど、取材先が多岐にわたってそれらに配慮するあまりごちゃ混ぜになってしまったという感じだろうか。

ダクギャ#23

 学校の怪談的なにか。いちおう乗っ取りされたキャラが主人公を攻撃する…という大筋に沿った流れではあるのだけども、なんか無理やりこの話題を取り上げました…という感じが強かった。まぁつらつら考えてみたわけだが、もしかしてこれって実在する都市伝説(現象として実在するのではなく、実際に伝説として有名な…という意味で)をできるだけ取り上げて一連の物語としてまとめるのが主眼であって、主人公達のドラマとしての優先順位は低いって感じなのかな。なので、キャラの動機だとかにちょこちょこ矛盾が見られるし、エピソードとしては散発的だしなー。
 神様との戦いもそろそろ佳境に入ってもおかしくないんだけど、どうも個人的には盛り上がってる感じがしないなー。もしかして神様との戦いも決着をつけずにダラダラ引き延ばしてるとかそんなんなんだろうか。

MFG#11

 第二戦の予選始まるの巻。17歳教の男版がゲストキャラとしてメインを張っててなんかワロタ。まぁそれはともかく、第1戦のときより走行シーンに迫力が感じられてちょっと不思議。別に銅がを比較したわけでもないし、演出でそう感じさせてるだけなんだろうけど、単に音楽の盛り上げとかでそうしてるわけでもなさそうなんで、原理がわからん。そのへんアニメ制作の実力なんだろうな。
 しかし次で最終回なのか。予選だけやって決勝はやらないってちょっと不自然で、次に決勝をやるにしてもやるからには三話以上かけてやるだろうから、次回でダイジェスト風味で終わるんじゃなくて続編があるって流れ?。