ラグナ#10

 寄宿先が逃亡するために共闘するとかそんな話。これまでの進行からするとさっさと先に進めよ…と思わなくもないんだけど、二人の姫の対比とか、@諏訪部順一の演技とかに聞き惚れていたので案外悪くなかった。意気消沈した姫を奮起させるのに、恋愛感情をほぼ入れず、対象の奥底にあるどろどろとした欲望を引き出して復活させるの、あれだったら女だけでなく男だって言われてみたいと思うよなー。

天然上司#9

 アニメ話や飲み会など。さすがに同居生活を延々とやらないのは感心だけど、やっぱり課長の粘着質なところが気味悪い。もともとがSNS発祥のシチュエーション先行型の作品だから、まずキャラありきなので仕方がないんだよな。部下にしかたなく突き合わせているけど、あんなの言わせてもらえば形を変えたハラスメントでしかないんだけどな…。

スパファ#34

 シージャック事件終了。どうせまだまだメインキャラ達の家族ごっこは続くのだから、ここではっきりした結論を出さなくてもいいんだけど、今ひとつ物足りない感じはする。アクションバトルはいつものことなんであーハイハイってなもんだけど、旦那と娘を裏方に配した割にはヨメはアクションでしか輝けなかったなー。文学作品ではなくて娯楽作品なんだからこれでいいちゃいいんだけど。

ティアムーン#9

 革命起こる、但し隣国で…の巻。前回のヒキで日記が消えてしまったから、声履行は主人公自体の判断で動くべし…って提示なんだと思うけど、だからこそ帝国の英知として振る舞うのではなく、個人的な感情で行動することに決めた…というのはいい構成。正直潜入する必要があるのか今一疑問ではあるけど、そうするだけのちゃんとした理由が用意されていると思いたい。

帰還者#9

 クエストが踏破されるの巻。おまえ、謎解きは不可能と言ってなかったっけ?とは思うものの、モノローグの形で本心を吐露したわけでなく、キャラに語り掛けるセリフだったのでセーフ。まぁ魔法を逆算できるんだったら、謎の解析ができたっておかしくは無いワナ。クエストの謎解きの過程が示されてないどころか、謎がストーリー化されてすらおらず、完全にブラックボックス化されてたのが逆に面白いとは感じた。次はインターミッションだけど、しょぼカレだと12話で終了マークがついていてこれはいいんだろうか?と思ったのだけども、もしかして変則2クール?。
 OPで企画に半島の名前が見えたんで、あーなるほど韓国人が喜びそうな話だわ…と思っていざWikiを見てみると、まんま半島作品だったという。半島原作作品って切り口だとかシナリオの大枠は悪くないんだけど、ジャパニメーション化されると尻すぼみで終わってしまうのでもったいないとは思ってたんだよな。この作品はそのへん半島臭がしないというか、言われなければ気づかないレベルだったから視聴者である自分なのかそれとも製作側なのかわからんけど大分馴化してきたと思われる。

ポーション頼み#9

 温泉ついでに村を助ける話。メインキャラが戦わないわけではないんだけど、あくまで主役は村人たちって構図は、まぁ七人の侍モチーフだよな。まぁ結末はわかってるようなもんだし、女騎士の使い方がいいから何も考えずに楽しめるって感じか。シャイなんかのようにヒーローは無条件に弱いものを助けるというのではなく、ヒーローは自立しようとする人たちをこそ助けるって形はだんだんトレンドになってきてるのかな。
 しかしホント水戸黄門だよな…。