ティアムーン#6

 剣術大会が始まって、決勝が雨で中止になる話。関係性メインの話。主人公はギロチン回避が優先事項で恋愛要素に一顧だにしてないのは期せずして中世西欧の貴族社会に酷似してて不思議な感じ。話自体はちょっと退屈したかな…。

帰還者#6

 本戦始まる。ゲート描写に気合が入ってて正直無駄な感じはした。製作が気合れたんだなーとは思うけど、あれが実在するならともかくファンタジーなので意味ないかなー。シナリオ自体は可もなく不可もなく。本戦も要所だけ描いて次を急ぐのかと思ってたけど、転移先で問題解決ってのもあるようだししばらく腰を落ち着けて描写する模様。
 この作品のメッセージ性が今まで分かりづらかったんだけど、やっぱり現代日本の社会問題そのものだったみたい。学園生活の先を見たいと思ってたんだけど、学園生活編で終わりそうで、それというのも、今の日本が腐敗の極みに至った自民盗や官僚、経済界の連中をなんとかしないと先に進めないからなんだな…という話。仮に日本を立て直すにしろ、腐敗した権力構造をパージしないと話にならんでしょということなんだと思う。そういう腐敗した権力者がウヨウヨいる上級国民しか文化資本を蓄積することができず、教育も満足に受けることができないってドンピシャ。脳筋の極みと思われてる高校野球でもカネ持ち高校の野球部には入れなければ甲子園への出場資格すら得られないという状況になってきてるのを象徴したのが今年の夏の大会だったしなwww。最近の若者が「親ガチャ」という流行語をひねり出したのも深く納得だわー。

豚レバ#6

 護衛に誘った少年がその依頼を受ける話。自分も不思議に思っていた、どうやってヒロインは生まれてきたのか…という疑問が提示される。最初はヒロインたちは愛玩用として消費されるって考えてたけど、姦淫の禁止だしなー。とはいえ王都につけばそのへん答えは出してくれそう。シナリオとしてはもたもたしてるような雰囲気だけど、そのへん若者の精神的不安定さも表現できてて正直あんまり出来がわるいという感じはしない。

ポーション頼み#6

 攻めてきた帝国に対して対処する話。基本主人公にとって都合のよいシナリオではあるんだけど、ここでそういうエピソードを持ってきますか…といった驚きとか、主人公の読みが外れて危機に陥る展開とか、これも正直作品自体に期待してなかったけど、えらいシナリオが頑張ってる感じ。主人公が自分の能力を都合よく使って入るんだけど、あくまで最初に与えられた条件に縛られてる…という制限を守ってくれてるから、何でもアリというのとは違って筋を通してるところなんか好感度高い。

ぼくあめ#6

 ぼろ負けした対戦相手のライバルにゲーム界への強烈なお誘いを受ける話。今回もヒロインたちの重たさにニヤニヤしながら、彼女たちだけでなくライバルキャラや主人公の欲の深さに頭がクラクラする思いで視聴してた。この作品も夢を追い求める若者たちの群像劇ではあるんだけど、P.A.worksあたりの、キラキラしたファンタジー的なものではなくって、ちゃんと社会的状況を踏まえたうえでそれでもなお断ち難い思いだとか、背負ってるものに押しつぶされそうになりながらも見え隠れするドロドロした思いだとか、ネガティブな感情も持ってるし小便も糞もする生身の人間が描けているような気がして、こういう葦に血をつけた物語を目指してるところが好感度高いと思ってしまう。

薬屋#6

 主人公が毒見役としての能力を発揮する話。今回はあんまり引っかかる要素もなく物語に集中できた。というか、竹簡だとか木簡が出てきたけど、これって紙の無い時代の話って設定なの?。前回の炎色反応の件も、別に銅の化合物を含む物質を焚火にさらせば炎は緑~青を示すので、そういう現象を主人公は知っていた…程度なら構わないんだけど、あの描写だと彼女の中で系統立てた知識として蓄積されてたという形に見えるんで、いくら古代中国がある意味科学の先進国に近い立ち位置だったとはいえどうにもな。
 紙以前の話となると、もう秦とか前漢とかの話になると思うんだけど、秦はほぼ一代で滅亡だし、前漢なのか…。まぁ紙はあったけど正式な文書は竹簡木簡という設定かもしれんしなー。

シャンフロ#7

 なんとかPKから逃げおおせてユニークシナリオに集中する話。恋愛要素も今のところギャグでやってるみたいだし、ドラマ性が希薄でやっぱり薄っぺらいRPGリプレイ小説を読んでる感じ。

百カノ#6

 水着回。もうなんていうか、今回の主役であるツンデレの水着がボトムスが脱げかけたデザインでいかにもエロくて堪らんかった。これだけでもうすべてを持って行った感じ。ヒロインたちが口実をつけてチューをしたがってたけど、ツンデレと主人公が気持ちが盛り上がって止まらない様子も興奮したし、中身の薄さをぶっとばしてもう優勝って感じ。

でこぼこ魔女#8

 娘の使い魔の治療で訪れた病院にキチガイがいた!という話。話自体は楽しかったけど、しょせんやっぱりおふざけ内輪受け要素でしかないなーという感じ。ダメなという感じもしないんだけど、クダらないという印象がどうしてもぬぐえないかな~。西友は豪華なんだけど、それであんまり補えてる感じもしないのが個人的にはツラい。

オバテク#7

 カメラマンの過去の所業が問題となってスポンサーが離脱する話。うーん、カメラマンの名前を前面に押し出してたっけ?。そうでなけばCM程度で特定できるとも思わんので不自然さが際立ってた。
 スポンサーがついてタイヤを自由に使えるようになって練習が回数こなせるとか、やっぱりカテゴリーを順調に上がっていかないと最高峰F1ドライバーを目指せないとか、取材はよくできていて面白く感じるんだけど、せっかくのオリアニなんだからシナリオもっと頑張ろうよーという感じ。

暴食#7

 老騎士に出会って訓練をつけてもらったり、助太刀したり。うーん、なんかこういう素朴なトラブルシュートが安心してみてられるなーという感じ。暴食スキルだとか、ファンタージー要素を排除しても成り立つ話なんで、すなおに物語に入っていける。子安っさんの親子競演?。

MFG#7

 本戦続き。レース参加者もそこそこいるんだけど、フォーカスするキャラもランダムだし扱いにも強弱があってなんともとっ散らかって群像劇としてパワーは弱いんだけど、その辺あんまり気にならないというか、今回も途中から自然と物語に集中してしまったし、ホント不思議な作品。

ダクギャ#19

 ラブホでトラブルシュートしてまた次のオカルト名所に急ぐ話。やっぱオカルト単体としての描写が雑というか、精度が低いので数ある要素の一つという軽い扱いだと思ってしまうし、こうやって数を増やせば一つ一つの重要度が下がるんでもったいないなという感じ。前回JKヒロインのシーンを出したのに今回は描写すらなかったような気がするんで、それならなんで前回中途半端な出し方したんだろ?と思ってしまった。

星テレ#6

 ロケット発射イベントを見に行く話。なんか余韻がないというか、いかにも尺が足りなくて先を急いでるなという感じだったのだが、かろうじてダイジェスト風味にだけはなってなかったな。シナリオの構成はよくできているとは感じるし、火薬ロケットの紹介としても悪くなったから、単純に尺だけの問題と思う。主人公の成長部分もキャラ同士関係性を深化させるのも、これってもしかしてやりすぎるとクドくなるかもしれんので、個人的にはこれで十分楽しんでるって感じかなぁ。

ミギダリ#7

 主人公の母親を殺した犯人がどうやら確定した模様。この作品が1クールで終わるのかどうかもよくわからんのだけども、仮に1クールだとして折り返し地点で真犯人が見つかってよいの?というあっけなさ。ただ、主人公の母親が何の落ち度もないただの被害者かどうかも分かんないし、そのへんやはり推移待ちだな。ちょっとこの作品のテーマも見えにくくなってしまった。

鴨乃橋#7

 天体観測会で殺人事件起こるの巻。まさか主人公が落ち込む展開になるとは思わんかった。だいたい推理モノって主役級の探偵は仮にしてやられたとしても不屈の精神で立ち向かうもんだし、異色の作品やな。
 うーん、やっぱりミステリとしての完成度はあまり高めずに、ドラマ部分とのバランスを取って分かりやすいエンタメ作品としてはよくできてるという感想。

KBS#6

 祭りで他校の合唱を耳にして主人公の幼馴染との確執が提示される話。ここでやっぱりライバルが登場して対立構図が示されたね…。顧問の指導で太鼓が効きやすくなったのはなんかワロタ。ストーリーのメイン部分は相変わらず微妙なんだけど、物語に関係ない微妙なところで光るものがあったりするのが面白い。


シャイ#7

 ヒーローキャラ達が敵についてあれこれ分析したり、主人公がヒーローショーに出る話。うーん、やっぱり話が微妙やなという。米軍の特殊部隊は前線の兵士と指揮官がツーカーで話して作戦について直接アクセスできる関係になってるらしいが、この組織はそういうのではなく、ダメな感じやなーという。
 敵が子供っぽい浅はかさで世界平和とか同情しかけてるんだけど、それって、代表的な陰謀論である。ユダヤ国際金融が最終的には世界統一国家を作って世界中の人類を総家畜化とかいうものがあるが、そういうものでも世界平和が達成されたらそれでいいの?という感じ。というか日本なんかまさに先駆けて、国内で意図的に格差拡大させられて、一億総中流とまで言われた庶民が搾取させられるだけで生活が貧困化。社会を変えようにも個人分断化されてるし、腐敗権力に対して対抗するだけの経済力を既に失っており、割と逆転不可能な階級社会が到来してるんだけど、それに対する言及はないの?。そういう構造のままヒーローが人助けしても、階級の固定化のお手伝いにしかなんないよ?。

せまつか#7

 シージャックに遭う話。うーん、やっぱり「僕の考えた最強の」という中二病全開やなという感じ。初回や二回目あたりはまだ見れたんだけどなー。

わたおし#7

 文化祭でトラブルに遭ったり楽しんだり。Aパートはおふざけか…と思ってたら、貴族平民の格差問題の話に繋がってた。ただ、悪役令嬢の漂白化で、気概のある貴族という風格が出てるので、それが現代におけるプロ市民的な役柄と対立してなんかイヤーな感じ。高潔な貴族とダメな平民とを比較してどーすんのよ…。現代日本だとしれっと搾取して平民がのたれ死のうと我関せずの上級国民が多いからねぇ。

とあるおっさん#7

 ダンジョン攻略の巻。そりゃあの展開で嫁が出てくるのは読めるでしょー。それ以外はなにがやりたかったのかよくわからん話だったけど、それもまぁよし。