好きめが#3
イケメン君は言動もイケメンでした…の巻。あーようやくフックしたよ。ちょっと気になって公開されてる原作の最初の部分を読んでみたけど、ヒロインはアニメの方が幼い感じで、一話一話がすぐ終わってしまうからホントこれでよく人気取れたな…という感じ。ということは漫画もおそらくある程度続いてから支持を獲得したように思える。でもまぁ全体的な構造がシットコムなんだろうから、そのへん手抜かりはないのかも。背景の妙なフレーミングとリアリティは馴れたし、初回に比べて大人しめになってるから視聴の邪魔になってない。
菓子転#4
盗賊退治のコスト負担をお願いしに行く話。うーんやっぱ大人パートとガキパートでシナリオの出来が違う。女領主とのかけあいはちゃんと面白く感じるように構成されてるという感じ。紅茶に合う菓子は甘すぎないほうがよい…というのも、まぁ確かにクドい菓子だと菓子自身の甘味や風味を喪うからそれはそれで正しいんだけど、赤ワインに脂っぽい肉料理を合わせるように、甘ったるい菓子でもちゃんとお茶請けとしての役割は果たすのにな…と思ってたら、「甘い菓子で篭絡されるお子ちゃまではないぞ、バカにすんな」というメッセージだったのに気づいた。
魔法も今回のような写真のように転写するだけのささいなものだったらスパイス程度で許容できるんだけどなー。なんかわからん。ガキパートでストレスを読者に与えるのは、この作品のターゲット層が年齢層低めではないから狙いが読めん。子供とはママならないものであるということを理解できるとしたら、子育ての合間の娯楽になろうにアクセスする子持ち女と考えられるんだけど、それもまたニッチなターゲティングやな…とも思うわけで。素材がパティシエだからまぁその可能性もなくはないかなとは思ってるんだけど。
夢見る男子#3
姉の変化に周囲から対策を要請される話。今回もあーなるほどというか、結局、女の「お気持ち」に寄り添えという風潮に主人公がうんざりして賢者化したんやな…と読めてしまったわけだが、そうなると主人公に対する共感度も上がるというもの。ただ、俺ガイルが主人公のキャラ付けで似ているようだけどあっちはストーリーもそこそこ良く組み立てられていたと思うので、こっちのほうはまだエピソードが単発で大きな流れが読めないからまだ未知数かなという感じ。
もののがたり#14
主人公の兄弟分を倒したと思われる敵に対面する話。シナリオ自体は粗が多いなと感じるんだけど、前回も言った通り、配置されてる要素のバランスがよくできてるので、今後どのような要素を投入してどう配置するんだろ?という楽しみ方ができる。
シンデュア#2
主人公とメインヒロインが契約を交わす話。シナリオは典型的な落ちモノだと思うけど、前回感じてたストレスは雲散霧消に近い形でなくなった感じ。ただ、物語の構造が単純なので、わかりやすいのはいいけど現段階ではそんなに特筆してこれはイイってほどでもないなー。