なんかむっちゃ眠たい。昨日のも昨日のうちに全部見てたんだけど、ちょくちょく目は醒めても夜中はぐっすり。

ブルバスター#4

 ヒロイン?が昔飼ってた犬が巨獣化したのでは?と気づく話。巨獣の謎が解き明かされていく展開は個人的にはどうでもいいというか、まぁ物語としてはそういうのが無いとドライブしにくいってんのはあるんだろうけど、ちょっとトントン拍子過ぎると感じた。他のスチャラカ系作品だと敵と馴れ合ったり、ストパンのように敵の正体とか特性がほぼ明らかにされないというのもあって、この作品もいちおうシリアス多めだけど、基本的にはそういう作品と同列のものデショ。自分もこの作品に中小企業の組織内描写だとか、そういうのに期待してるワケで…。
 あと、やっぱりロボットバトルになるとなんかシラケる。重機とありうべきバトルロボットとの融合がね…。自分はどうしてもロボットより重機の側面を重視してしまうので、瞬間的にアームが動くとかどんな高性能なアクチュエータを使ってんのwww?と思ってしまうし、関節部分とか建設作業以上の負荷がかかるんだから華奢な作りだとどうしても引っかかってしまう。
 とまぁ、cons.ばっか書いてるけど、期待してるシナリオの大枠にはほぼ満足してるといったところ。甘い点は多々あるけど結構馴染みが出たという感じ。

イケナイ教#4

 お出かけ二連。うーん、ここで個人的にはストーリー大崩れと感じた。人間的には素直でもどこかかけている少女を成長させるというと、古くは源氏物語から、そこそこ新しめではピグマリオン(マイフェアレディ)を思い起こすが、もしそれらを底本にしてるのならとんだ劣化アレンジやなという感じ。終盤の主人公にヒロインがプレゼントというイシューでも自分はてっきり用意してたのだと思っていたが無しでずっこけた。まあそういう展開にした意図はわかるし結末を期待といったところだが、フツーあそこはドンピシャであっても全然大外れでも微妙なものでも、とりあえず渡してから次はもっと良いものをとするのがセオリーで、少なくともサブヒロインには渡して一番お世話になっている人にはお預けとか「贈与の連鎖」という観点からはありえん。他のエピソードが骨太のしっかりしたものなら、あーここでお預けを食らわせて後からとんでもないカタルシスを用意してるんだなとも思えるんだけども、他の要素もホントご都合主義の連続だもんなー。

ウマ娘3#4

 特訓話。これ、マジで途中から寝てた。結局覚えていたところから見返したんだけど、特訓してやる気が出た以外の要素が本当になくて、もしかすると今回丸々見てなくても次の話には何の影響もないんじゃないかと思ってしまうぐらい。セリフを聞く限り、今回の特訓の協力者であるミホノブルボンが地道で過酷なトレーニングを積み重ねてきたのに結果として報われなかったようなので、まだ彼女の過去話をやった方がよかったんじゃね?という。いつかその話をやるつもりで取っておいてあるのかもしれんが。
 無駄にやる気のある主人公が、経過としても頑張りましたというのは何の意外性もないので、このシリーズでも尺が無い時はそこはやりましたということだけ示してすっ飛ばしたりするから間持たせなんだろうなという感じ。しかしあんなに頑張ったからいい結果が得られましたでも、あんなに頑張ったのに何の成果も得られませんでしたでも、そういうストーリーを求めてる視聴者に対しては構成上無駄にはならんのだけどね…。

絆のアリル#16

 主人公が短髪ボーイッシュとコラボ動画でセッションを組む話。個人的には金髪メッシュちゃんが家族に認められる話より、主人公が毛色の違う人との交流で、おそらく彼女だけでは気づけなかった自分自身の他の側面を見つけた…というイシューのほうが全然よかったなという感じ。
 親というのは子供が成果を得られなかったからといってそれだけで見放すってことはしないもんだし、子供の成長のためにわざと自分が壁になったり厳しい言葉を与えたりするもんだけど、まぁ若手向けコンテストの本戦の一部分でちょっとばかし一皮むけた程度で大喜びとかうーんといった感じ。昔の物語だったら、故郷に錦を飾るほどの大成果を上げて主人公が親の意図に気づいたり、夢破れて故郷に帰ってみたら親に温かく迎え入れられたとかそういう展開なのよ。それがまだティーンズの段階で、内輪のコンテストのようなもんで決して大衆に受け入れられたとかそういう規模のものではないから、なんか大げさやなという。
 それより、本戦のコンテストの意図が他者との交流で自分をブラッシュアップ…なのだから主人公がメインで番を張ったという衝撃のほうが大きくて😊😊。

16bit#4

 プログラマの翻意に成功して、製作してたゲームもマスターアップして元の世界に戻るの巻。ストーリーの方はもうホントに中身がないというか、ご都合主義というしかないんだけど、これはもうわざとそうしてるのが今回は理解できたというか、結局この作品は過去を懐かしむ…とか現在との違いを顕在化させるというのがメインの物語であって、ドラマ部分が最初っから付け合わせ程度のものとして作られてる。ドラマ部分がメインなら今回の話でも主人公とプログラマ君がなんかいい雰囲気になって関係性が深まる展開をやるもんだけど、そうなる直前に主人公を呼び戻してるところからも明らか。で、実際に自分も現在と過去の対比に注視しちゃってるしな…。
 エヴァンゲリオン、1996→1997かと思っていたのだけども、1995→1996だったんだな。この時点では高坊も携帯端末を持つのはまだ少数って段階だったから、公衆電話というのも懐かしい。
 あとねー、NECは日本で98を全力展開してる時でも、海外向けにはPC-AT互換機をバンバン作って売ってたから、どちらに注力するかはタイミングの問題だけだったんだよなー。いつだったか、98が絶滅して数年後にNECの幹部が日本で98を長生きさせたのは失敗だったと言ってたしな。この作品で言われてるWindowsはwin95のことだろうけど、win3.1はdosプログラムの集積でしかなかったし、細かいことを言えばプログラマ君は3.1が出た時点でそういうもんだとわかってたはずなんで、「ゲームにおいては」プラットフォームに依存しないwin95の将来性は見通してたはず*1なんだろうけど、そこはむしろユーザー視点で98版にこだわるという形にしたんだろうと思われ。

カミエラビ#4

 新キャラ登場。新キャラ、言葉は荒いが正義感のある熱血君らしいが、自分の見誤りかもしれんので…。OP映像見る限りあんまり主人公と対立して事態を混乱させる側とも思えないけど、どう展開するのか…。あーそういや序盤から親友が物故する銀英伝を思い出したとかいったけど、あれもよく考えてみたら親友が死んでなかったら主人公の覇業は何の障害もなくトントン拍子に進んだかも…と思われる*2ので、この話もどうなるかはちょっと予測つかないな。

Sランク娘#5

 領主の館に用事で赴くが、トラブルに巻き込まれる…直前の巻。なるほど、主人公に甘える娘がおっさんの妄想なのね…。とはいえ、もうこれ以外書くことが無くなって無理やりトラブルを発生させてる感。まだダメだとは感じないのだけども、話が面白くなるかどうか先行き不安ではある。

まほよめ2#16

 肝試しの巻。いっぱしの大人ならこうはならんやろと思うことばかりなんだけど、いちおう学園の学生キャラはほとんど未成年なんだよね。自分がいかに恵まれているかに気付こうともしないで傲慢なキャラとか、狭い世界で閉じこもってるキャラも、まぁ若者だったら仕方がないかなーとは思うので、この青春の蹉跌を楽しめるかどうかが好悪を分けるのだろうと思う。
 結局この作品は1期から察するに結末付近まで話が進まないと描写の精度があがらないのだけども、主人公はイイ人ポジションで収まっており、むしろ前期の主人公にちりばめられてた要素は、サブヒロインキャラに分散されて受け継がれているように思う。

柚木#4

 高校の同窓会に出てドン引きされ、疑似シンパパの悲哀を感じる話。おーいろいろ設定が明かされてきたな…。主人公たちの父親は小説家なんだな…で、売れて豪邸を建てたのか…。定期収入の無い作家に議員工は住宅ローンを組んではくれないので、あれ土地も上物も一発で建てたということになるし、おそらく死亡保険には入ってないかわり、それなりの財産は残したということのように思える。とはいえ、長男は貧乏生活の時に産んだとして、次男以降作家という立場で産んじゃうのか…。旦那は作家業に専念、貧しい折にヨメがパートで家計を支えるという段階で子供自体を作れないハズだが、売れない時代に産んじゃうぐらいだから、売れたと見るや二人目以降を後先考えずにポコポコ産んじゃうと考えたら辻褄は合う。
 向かいの家の成人女キャラ、孫ではなくやっぱり娘だったか…。中一の娘がいるということは、18で結婚したとして最小で年齢30ちょっと越えだけど、高卒で即就職して、研修で警察学校には行って結婚なんて余裕は最初の2~3年はないだろうし、そうなると最速結婚でだいたい35だろうけど、今世紀に入って初婚年齢はだいたい30ぐらいになってるからなぁ。主人公たちがそもそもイレギュラーなケースなので標準家庭を仮定すること自体馬鹿げてるけど、まぁフツー30で結婚して数年後に一人目と考えたら40代と考えるのが自然だろうけどね…。
 しかしこうなると大分印象が変わってくるな…。父親の小説がどのくらい売れたのかでも違うんだけど、現金で豪邸をポンと買えるのをどう考えるかで全然変わってくるけど、今回の教員の給料では食費すら賄うのが困難とか言ってるようなので、三男がいかにバカなのか際立って見えてくる。三男が家事を手伝いたいというのは兄を助けたいという要素もありはするが、それより自分の存在感を示したいというのがメインだったから、泥まみれになって遊んでるカットとか見るとこりゃ大変だなwwwという感じ。長男は貧相な食事の時代を知ってるけど、次男以降は贅沢な食事しか知らず、今もなおその食事のレベルを落としてないっぽいから、二男末っ子の落ち着きを見ると彼らはなんかわかっていそうだが、三男はホント自分がいかに恵まれてるか意識すらしてない可能性が高い。割と察するもんだと思うけどな…。

お嬢と番犬#5

 臨海学校続きとその後の巻。番犬くんは前回ちょっと反省していたようだけど、そもそもお嬢の護衛を仰せつかってたのにタバコを吹かしてる間に誘拐されちゃったわけで、自分てっきり番犬クンは若いながら実力があるから若頭になっていたのだと思ってたんだけど、とんだ見込み違いだったという感じ。カーチェイスの段階でも後部座席に移って脅してたハゲ頭なんかヘッドショットでぶち抜けよぐらいのおもってたのだけども、それはさすがに読者にドン引きされると考えたのかギャグでお茶を濁してるし…。
 うーん、だいたいヤクザとの恋愛というのは、どちらか一方が必ず一般人なのがフツーであって、まぁ女がパンピーでチョイ悪に惹かれるというのが典型で、そりゃ女としては自分を守ってくれる男がいくら反社といえども激つよなのをメリットと思うのは当然でこれは構わないのだけども、女がヤクザの親族でそれにパンピーの男が惚れる分には、どこか女に浮世離れした怖さなどが仕込まれていて、そういう尋常ならざる雰囲気に他の女にはないものを感じてたりするもんだけど、そういう要素は最初っから無いワナ。なので、この作品の場合女の方が最初はヤクザと関係が無いという要素を仕込んでながら、結局それを放棄してしまって男とヤクザトークをしてしまうあたり、そんなの世間一般とはかけ離れた二人が馴れ合ってるだけなんで、見てるこっちはどうぞ勝手に二人の世界でひたってて下さいってなもんで、どんどん作品に対する魅力が減退してしまってる最中。

アンダーニンジャ#4

 ロシア人が忍者勢力の片方に加入する話。今回でひとまず整理がついたようだけど、時系列がごちゃごちゃしてるのでまとめるのが難しいな。時間軸の違うエピソードをそれぞれぶつ切りにして平行に話を進めてるのだから凝ったことをしてるんだけど、それでシナリオが破綻してないのはうまい構成なんだろうな。とは思うけど、視聴者としてはちょっと把握に困るというか。で、今やってるのはキャラ紹介がメインでまだ話は動いてなさそうなのがなんとも。

*1:富士通のFMシリーズ、シャープのX68000がクラッシュダウンしたのを見てるから

*2:物語としてはそうしてしまうと面白くないからわざと退場させた