とあるおっさん#3

 精霊がどうだのこうだの。精霊の扱いが悪いと自我を持っていうことを聞かなくなるってやつは、要するにパワハラモチーフってことだよね。まぁ日本人は今までパワハラ受けてもおとなしく受け入れてたけど、今だと割と訴訟沙汰にしたりそういう職場はやめたりしてるようだけど。ラストの妖精が喜ぶ食事で仲直りってのも、これだって社員の扱いを丁寧にして給料を上げてやれって話だろうし。
 この作品の主人公って、職場ではパッとしない(職場の描写が無いようだけど)けど、地域ではちょっとした名の売れた人みたいな扱いなのかも。といっても、もう地域社会はなくなってるから趣味の世界とか、まぁダイレクトな表現としてMMORPGでの有名プレーヤーってそのままの表現なんだろうな。


聖女の魔力#3

 あらためて聖女のお披露目回が宮廷でおこなわれる話。ヒキで王様からの呼び出しということだったけど、次号タイトルからするともしかして今回登場の第二王子との縁談とかそんな話なんだろうか。前回もやけにもたもたしてると掻っ攫われるとか男の方が言われてたしな…。
 なんつーか、今回はほとんど話らしい話でもなかったんだけど、なんていうか、風遇な時代に心を通わせてた友人が会いに来てくれて素直に喜んでくれたり、社交が苦手な主人公に職場の関係者が揃いに揃って気遣ったりしてくれるこういう穏やかな描写がなんか見ててほんわかする。間が十分とられていて余韻に浸れるからなんか至福の時間を過ごしたという満足感が高かった。なんか描写の精度の低い世界観であれこれやってるよりこういうのを優先的にやってくれるとありがたいというか、そういうのこそ本作の魅力なのかもと思ってみたり。

ヘルク#15

 過去話の続き。いちおう魔族側と繋がったけど、時間軸はまだ過去のままだった。国を攻めてる敵と魔族は別個のものであるというのが明らかになったが、魔族と接触して帰ってきた主人公が知った事実というのは、要するに国民を平気で見殺しにしたアベやケケ中、本当に日本を攻撃してるのは宗主国なのに、反韓反中を煽ってヘイトを煽ってたアベとそっくりだったwww。
 しかしかつて貧困に喘いでいた主人公兄弟を救った貴族があっち側にいるのが気になる。もうここまできたら真相を明かされても驚き!というほどではないのだろうが、それでも隠してることが結構ありそうで期待は高まる。1クールはいつまでものらりくらりしてもどかしいという状態ですら飛び越してたけど、徐々にエンジンがかかってる感じはする。