好きめが#13

 夏休み直前でお互いの関係性を確認してEND。告白らしきものはあったけど、カプリングを決定づけるものではなくって、しかしそれでもヒロインが満足してたからよかったねという流れ。まぁくっつきそうでくっつかないじれったさで話を持たせるんだろうからこんなもんだろうね。
 うーん、バレンタイン&ホワイトデーの回は掛け値なしにコメディとして面白かったけど、あとはパッとせんかったなという印象。キャラの性格付けが違ってるだけで高木さんのクローンだから、あの甘酸っぱさ感は似たようなもんだし、アレンジ作品としてはまぁそれなりにうまくまとめてたんじゃないでしょうか。
 映像面での過剰演出は早期に馴れたからまぁそのへんはあんまり問題がないんだけど、これだけの美術面でのリソースがありながら決定的なワンシーンみたいな映像が見当たらないのがもったいないというか、まぁ表情の表現はよくできていたんだけど、一枚絵としての決定版みたいなものがなかったのは残念というか、そこまで気が回らなかったのか、それとも気合を入れたシーンはあったけどそれほど印象深くならなかったのか。
 ヒロインは箱入り娘っぽいし、決して陰キャでもないんだけど、おそらく主人公*1もヒロインも弱者寄りの設定のように見受けられるんで、その辺の機微を訴える意図はあるんだろうなとは思うんだけど、東京の公立校は動物園と聞いているので下層だとか、アベのおかげで絶滅した中流層みたいな感じではなかったなー。昭和期や平成初期あたりだったらこんな場所もあったろうけど…。

ヘルク#12

 着実に元の国に帰っている中途描写。次回いよいよ主人公の幼少時の過去話が来るみたいなので、そろそろ話も本編に入りそう。魔族軍の青髪が信頼関係は長い時間かけないとと言ってたから、今までの話はそれを踏まえてのことだろう。
 とはいえまだ合流してないからちょっとした間は空くかも。長かった…。

*1:明示されてないけど自分には母子家庭のように見える