もう20本近く未視聴のアニメが溜まってるんだけど、なぜか今日一番はMFGから視聴し始める不思議。

MFG#2

 レース予選続きの巻。不思議なもんで視聴意欲が割と高かったのがコレ。ヘンな話だが、この作品、主人公にとっての父親を捜すという物語上のミッションとか、ヒロインとの恋愛だとか、いかにもドラマ部分がありそうなんだけど、それらの重要度は極めて低い。それらのドラマをドライブする要素としてクルマは必須どころか全然必要ない。なのでクルマが主役なのはまぁ間違いないのだけども、クルマがひとりでに走ったりするはずもなくドライバーと一体になってのことなんだけども、個人的に自分をドライバーに重ねて、あの憧れの車に乗って主人公のような華麗なドライビングテクニックを用いてレースに参加できるものならしてみたい…というようなワクワク感はないんだよね…。今回の話だって、ラップタイムを競うものであって、クルマとクルマが同時に走って抜きつ抜かれつの駆け引きをしてたわけでもなく、単に結果として淡々と主人公が順位を上げていくだけでそこに展開の妙みたいなものはない。
 なのに、視聴して退屈しなかったというか、まぁ積極的に面白かったというワケでもないんだけど、視聴中は常に緊張感があって集中してたのだから、コレどーなの?という感じ。前回も述べた通り、BGMもOPもユーロビート風で、よく聞いてみたら古舘伊知郎のフォーミュラレースでよくスクエアの楽曲が使われていたのだけども、ウィンドシンセサイザーの音が聞こえてきて、ちゃんとお約束に従ってるなと思うし、ヤマノススメNSほどの美術性はないんだけど、背景というより風景も見栄えがしていかにも雰囲気は出てるんだけど、冷静に考えてみたらそれは環境PVとでもいうべきものであって、物語も含めたアニメの面白さ…というのとはちょっとズレてる感じ。
 これも前回述べたのだけども、自分はフォーミュラーレースを友人が興味があるからと付き合いで数回程度見た程度で、レース自体は周回を繰り返すだけだから、競争としてどこがおもしろいの?という感覚だったし、もちろん公道レースの放映なんかも見たことがないほど記憶にない。たまたまニュースでラリーレースで悪路をドリフとして走って行くシーンをシーン単位で見たことがある程度で、スゴイなぁと思いはしても、だからそれでラリーレースを通しで視聴したいと思うこともなかった。
 それほどレースに関心が薄かった自分が、なんでこの作品に興味を引かれているのか、まぁ個人的な理由があるんだろうけど、今のところ全然思い当たる節がない。ホントなんなんだろ?。そのうち飽きてくるんだろうか…。

アンデラ#1

 ジャンプ連載漫画のアニメ化。不運を呼ぶ能力を持つ少女と不死の男のコンビが何か繰り広げるらしい。ヒロインの方は自殺しようとしてたのだけども今回の話からするとおそらく彼女は幸せになりたいという願望があるらしく、なら死にたいわけではないように思える。男の方は不死の能力で、これ、フツーなら不老不死は割と人間の普遍的な願望だと思うので、彼自身が死にたがってるからには死にたいと思う理由があるハズ。
 大枠としては割れ鍋に綴じ蓋モノなんだろうなという気はするが、一般的な認識だとヒロインは短所持ちであるものの、男の方が短所であるとは必ずしも言えなさそうなので、お互い足りないものを補い合ってという構図からはちょっとズレてるような気はする。物語上のミッションを敢えて設定せずともとりあえずドタバタ道中ものとして話は続けられるとは思うんだが、とりあえず話がどう転ぶか見当がつくまでは様子見って感じ。

かのかの2#1

 続編。まぁドタバタアニメだしぼんやりと覚えていたのではあるが、そういや金髪はなんで主人公に拒絶されてるのか理由を思い出せない。前期は続きがあるようでっ別に続編がなくても特に問題なく終わってもおかしくなかったから、個人的に実は続編を期待してなかった。
 今になって構造を把握してみようとしたら結構難しかった。基本はお笑いのコント、もっとさかのぼれば落語の熊さん八っつぁんの構図でテンポ感もよく、基本的には内容に深く思いを致すというより笑い飛ばして楽しむものだとは思うんだけど、ヒロインはともかく主人公のキャラ造形がなんとも奇妙なバランスの上で成り立ってる感じ。女にモテるからリア充だとかパリピかと思いきや、真面目か…というものだし、真面目だから陰キャだとか弱者というわけでもない。まぁ今や大都市圏の宅地に一軒家を持ち…というだけで上級国民ではないにしろ、中流でも上澄みの方で、アベのおかげでその中流ですら絶滅状態なのだから、いちおうしれっとフツーの人のような扱い方だが、決して庶民などではないという絶妙さ。ただ、江戸末期に熊さん八っつぁんが実在したとも思われないので、そう考えるとあんまり現代日本の実在少年として描かれているわけではないと考えるのがよさそうな感じである。ただ、そうなると、いちおうこれはハーレム作品なので、主人公に自分を投射して楽しめるのか?と言われると微妙なところ。
 さて、2期になって紫髪が本格参戦らしい。ドロボウ猫になってしまうのを恐れているようで実は昔から思いを寄せていたようにも見えてしまうが、この彼女が抱いてる背徳感はJKながら人妻にも似たようなメンタリティ。今までの展開をさらに広げるための要素だとは思うけど、まぁこのへんは特に期待してもな…。
 前期では同性婚の高まりに反して、それよりタブー度の低い重婚はどーなの?、同性婚を認めるんだったら、それよりなにより重婚を認めるべきだよね?という問いかけのようにも見えたという感想を書いたような気がするが、タイミングがいいのか悪いのか、ジャニー喜多川の事件が顕在化されてLGBT界隈がダンマリを決め込んでるので果たしてそれを奇貨として静かな話題化するかどうかはちょっと気になるところ。

追加注文したオイルブリーディングキット届く。

 すでに1セット買ってあったのだが、もう1セット追加注文してた。というのも、乳白色のファンネルを2つ確保し、右レバーと左レバーのブリーディングを同時にやれるようにするため。2022STDとあるが、これ以前のキットだとファンネルが黄色の樹脂製になり、オイルの量を視認しづらくなるのだけども、そんなの関係なくこのキットがコスパに一番優れていたため。他のセラーだと安くても1800円とか1900円ほどする。
 というかこのセラーの発送、早いのなんの。これより2~3日前に注文した商品はまだ届いてない。
 実はこのセラーでもう一度購入しようとしたことがあったのだが、運悪くおま国扱いになっていて悔しい思いをしてた。で、再度日本への発送可になったのだけども、1400円ほどに値上がりしててぐぬぬとなっていたのを、迷ってるうちにまたもやおま国扱い。で、再度発送可にもなり、価格も下がったので購入手続きをしたのだけども、前に注文したときは送料無料だったのが300円ほどの送料追加。2セット買えば送料無料条件を達成するのだけども、3セットも要るか?と言われると微妙なので送料を受け入れて1セットのみ追加注文と相成った次第。
 シマノ純正キットは5000円ほどする上にシリンジが一つしかないので中華版の方が良いと思うのだけども、シマノはファンネルが二個ついているうえにシリンジの容量がデカいから法外に高いというほどでもないかなという感じ。ただ、他社製品の作業にアダプターはついてないから汎用性は中華の方が上かも。まぁシリンジも、さらに予備のファンネルも注文してるので総額はちょっと中華の方が少ないぐらいで、あんまり変わりがなくなってきてるwww。