絆のアリル#4

 動画配信用に踊りとトークを磨くの巻。踊りはともかくトークはあらかじめ話すネタを用意もせずノープランでいきなり練習として動画配信しちゃうからビックリした。成長過程だから最初はできない状態なのは構わないんだけど頑張ってる姿が見てて微笑ましいとはならんかったな。
 主人公の動画配信者になりたい動機も語られてたが、フツーと思われるのがいや…という、まぁ認知欲求を満たしたいというのが丸わかりのもの。自分も年取って「普通で何が悪い」と思うのだけども、若いうちはそりゃまぁちやほやされたいのはわかるけども、今の日本、一億総中流どころか、若者の半数が非正規雇用という、おそらく主人公の考えてる普通になることすら難しい世の中になってしまってるので、そのへん主人公の動機設定が現実と上滑りしてるなーという感じ。右も左もわからない小学生ならともかく、ある程度歳喰った動画配信者はそれなりにカネを稼ぐアテとして考えてるだろうしなー。
 踊りにしてもトークにしても、テレビ番組として求められるスキルとしては何も変わらないし、動画配信の隆盛はそれなりのタレントにしか開かれてなかったものをドシロートにも開放されてるという状況になってる。テレビ番組ならタレントにしろスタッフにしろそれなりのプロが担当してるわけだが、そこまでして視聴率がとれるわけでもないのに、素人が未熟な状態でそりゃ偶然でもなければウケるはずもないわけで、敷居は低くなったけど大量のゴミも溢れてる状況だよな。で、誰にでも見られるという状況はタレントでもない、テレビ利権と関係ない一般人でも参入が可能であるのはメリットかもしれんが、他者からの評価に常にさらされているということでもあり、炎上というリスクを考えたらよくやるよーと思うんだけども、若いから勢いと思いこみで突っ走れるんだろうなーとも思うんで、その無鉄砲とも思える若さを羨ましくも思いつつ、無知って罪だよなーとも思うしで、ちょっと複雑なものがある。
 作品としては「動画配信とは何か」というのを初心者向けに解説するのがメインだから、まぁこんなもんでしょとも思うけども、ドラマとしては出来のいい方ではないし、やっぱり考えるためのネタを提供してくれてる以上の意味はないかなーという感じ。


スキロー#4

 相方の子役の話の顛末と、スケジュール管理の先輩の話掘り下げの巻。若者らしい純粋さとこの年齢にしてみたらやけに大人びたところが同居してる感じ、コレにリアリティがあるかどうかはよくわからんのだけども雰囲気出てる。サッカー部の予算申請のシーンでも、運動部だから脳筋みたいなパターナリズムではなく、なんのかんのいってコイツら上位進学校の生徒なんだなーと思わせるだけのものがあって、そのへんはちょっと感心してた。
 主人公の人格がそうさせる…みたいなエクスキューズはあるんだけど、しかしやけにこいつら自分をあっさりと明らかにするなぁとか、いや、普通もっと防御線張ったりしない?とか思うんだけど、そのへん装甲を薄くしとかないと、イイ話を展開するのに手間取ってしまうので、このへんは作劇のテクニックだと割り切って、ひたすら浸るのが正しい作法なんだろうなとかそんな感じ。

君ソム#3

 天文部だったスゴイ先輩と繋がりができる話。ドラマ部分より、天体写真を撮ったりの新しいことに挑戦するシーンを丁寧に描いてるところとか、こっちも息をのむような雰囲気でなかなか引きこまれるものがあった。ストーリーの方向性があざといから、ディテールが丁寧で自然なのはなんかありがたい。

ウマ娘RTTT#2

 三人が対決する話。結局感想かくことになったなwww。それぞれのキャラに勝たねばならない動機を描いて順位をつけてるのが競争というテーマに合ってるとかそんな感じだったな。レースは熱いし、そういうキャラの背景もストーリーが盛り上がる要素で、見てる最中は集中できるし、他動画配信で史実の説明見てると、よく織り込んでるなーと思うんだけど、視聴後時間が経ってしまうと何にも残らない不思議。個人的な問題で、出来自体はよいと思うんだけどねー。

変身ヒロインもの、メンテ明け新イベント開始。

 またもや探索イベントなので、行動力回復薬を使って早回しするのでなければシナリオも配布キャラもなかなか開かないといういつものパターン。
 イベントは自社内コラボらしくて、そのコラボ先作品のキャラデザが奈良県民さん。これは引くべぇとばかりに、まぁ30連ほど引けばくるでしょと、

 実際には20連でお迎えという。攻撃系でなく支援系のキャラなので排出がユルくなってたのだろうか。他系統のキャラは、メインシナリオで登場の機会がないと思うんでそのへんは残念だけども、せめてこのイベントぐらいは愛でてあげたい。