ルフレレイド終わる。

 結局前半連勝SRをフルマカを目指した勢いで、後半連勝もフルマカまで超レアを倒した。おそらく3500位以内はできてるはず。2500位が目指せれば金鍵SR四枚取りも視野に入れてたが、一時間前でボーダーとの差が5000万ほど。おそらく炭酸を200本ほど費やしてようやっと届くということなので、諦めることにした。確かめてみるとPOPCOOLが600~700、SWEETが1200ほどなので、リング交換で一枚足したほうが得策と判断。
 連勝SRの篠宮、どうも手持ちにない。フルマカしたら手持ちでは一線級のステータスになるので頼もしい戦力になるはず。



 あと、やはりアニバカードのマカロン、レイド総pt2億だったから、6億はちょっと手が出ないというのは正解だった。

今期アニメ折返し。

 4thQは年末進行なので、アニメ律儀に13話やらないと思う。なので、現時点で折り返しを過ぎた段階。ラストにターニングポイントをおいている作品はその限りではないと思うが、現時点でエンジンのかかってない作品はもう浮上しないんじゃなかろうか。ネタバレ多め。


  • バビロン 3話にてやはり主人公権力側に転んでた。しかしあまりにも自然でキャラに葛藤させてないから視聴者の一部はまだ勘違いしてるかも。剣道道場のときにわざわざ言明させてたからエクスキューズはしてるけどね。公開討論会でもちょっとずっこけたのだが、これ、主人公側が悪であるというのを念頭において視聴しないとキツいと思う。主人公奮闘記という形にしてるのは狙ってやってるのであって、そのへんトリッキーだなという感じ。
  • のうきん タイトル見たら英題が「god bless me?」とあったので、「能力は平均」というタイトルは意図的なミスリード。正直テキストは平凡だし、コレみるぐらいならもっと面白い作品はあるよといったところだが、バランスは優れていてストレスを感じないので悪くはない。お子様向けの童話みたいな感じかな。
  • ZX カードゲームの方を知らないので、ゲームの世界観通りなのかはわからないのだが、アニメオリジナルだということならば再統合という単語が鍵なのかなといったところ。典型的な萌えアニメなのでテキストはそれなりだが、逆にそれ目当ての人向けには手堅くまとまってる感じ。
  • 神田川 ドラマ部分とレース部分の落差が激しい。ただ、ドラマ部分は判断が難しくて、ゲームの方はアニメの主人公でなく、ライバルキャラ視点のストーリーもあるらしいので、アニメ主人公ルートとしてドラマを作り込むわけには行かないのかなという気がした。レース部分は展開がよく考えられている上に、これおそらくアニメと同じようなことがゲームでもできるんだろうなというのがよくできてる感じ。
  • ちはや とにかく勢いがとぎれないし密度も大きい。ただやっぱり構造はスポ根。あと長期連載モノのアニメ化なのでどうせちょっと掘り進んでまたお休みというのが透けて見えるのがしんどい。視聴者として競技かるたの知識をつけてればもっと楽しめると思うがさすがにそれだけの情熱は自分にはない。
  • けもの道 悪くはないんだけど、このすばと同じ原作者とは思えないほどの落差。原作漫画が売れてないと作画の人がつぶやいていたが、そうだよなと思わせるものはある。けものがマイノリティのメタファーなのはちゃんと作品中に織り込んでいるしメッセージ性は十分なんだけど、うーん。やっぱり主人公が現役時代のリソースを保持したままリタイアして好き勝手やってるという構図は個人的にはしんどい。
  • 慎重勇者 個人的には今期イチオシ。最新話でもサブキャラに自己犠牲を強いる構図を描いていたが、まんま戦中の特攻隊のメタファーでワロタ。結論の、他人に自己犠牲を強いるのなら権力側がまず率先垂範しろというのもわかってるなという感じ。視聴前は平凡なパロディモノだと思っていたので望外の拾い物。
  • 俺好き 自分の中でだんだん評価が下がっていて悲しい。あすなろエピソードの、意中の人を孤立させて心の隙間にもぐりこむ…という手段、これ自分が中高生の頃もこういう手段があるということを耳にしてた。しかも仕掛ける側はクラス中の女子と示し合わせて徹底的に孤立させるというものだったから、この描写でもヌルいヌルい。これ、主人公が危機に陥っても解決の際には相手キャラが借りに感じて次からは強固な味方になるので、物語が進めば進むほどハーレム化が酷くなる。タイトル詐欺で、「俺を好きなのはみんななのかよ」。後半でどんでん返しがなかったら構造的につまらなくなる一方だと思う。
  • 司書 これも微妙な感じ。私家製本を見つけた段階で主人公はもう貴族の雇われになるか坊主になるしかないのだが、粘土板や竹簡、パピルスの試行錯誤をやるのは筋が悪い。ここに来て主人公が本を作ることにこだわる意義が個人的に感じなくなってる。本を大量生産しても一般市民が文盲を克服して本を買えるだけの経済力にしなければならないのだが、その目標設定は過大すぎ。別にこれは中世ヨーロッパのことではなく、中世ヨーロッパ風のファンタジーなので目くじら立ててもなとは思うのだが、日本で王朝文学が発達したのは、基本日本の貴族は律令制度下の官僚だったからであって、中世ヨーロッパの貴族は大半が文盲だった。なので、主人公が貴族の雇われになっても庶民どころか貴族すらも読書文化がない環境で司書を目指すというのは悪手。個人的なこの作品の見所はむしろ主人公の病弱設定。乳幼児死亡率が高かった時代、ある年齢になるまで子供は社会的に人間ではなかったわけで、その様子がファンタジーながらよく考えられているとは思う。
  • さいころ倶楽部 説教漫画っぽい構図だが、個人的にはボードゲームの紹介とそれにドラマ部分をよく絡めているので評価は高い。
  • 暗殺魂 受賞作品だから失敗はないだろうと思っていたのだが、あてが外れた。今の所個人的には雰囲気を楽しむぐらいの価値しか無い。キャラ紹介や世界設定を説明し終わったら化けるかもしれないが…。
  • 超余裕 物語としては愚にもつかないんだけど、現代日本の社会批判としてあまりにも現実とのマッチングが素晴らしいので、なぜか楽しんで視聴してる。主人公の父親が汚職で絞首刑というのにビビッたのだが、そういう提示をする意図がちゃんと伝わるのですごく感心した。原作者にしろこの作品をアニメ化しようとした関係者も、別に実力が足りなくてこういうテキストにしてるんじゃなくて、わざと読者(視聴者)と対話するためにこういう仕掛けを利用しているのがわかって、なるほどこういう方向性もありだなと目を見開かされてる。
  • サイコパス3 手堅い。第1期と比べると、ディストピアに個人が押しつぶされそうになる底知れなさとか、犯罪の根底にある思想の奥深さはすっかりなくなってるので、スゴみはないんだけど、その分ドラマ部分が充実してる感じ。やっぱマーケティング的には大きなおねえさんむきだが、別に男女関係なく楽しめるとは思う。主人公側のキャラから狂気が失われすっかり善人にされていて、「社会構造はディストピアかもしれんが、それ関係なく奮闘してる」って感じ。歌舞伎町シャーロックと同じ範疇。
  • ぬるぺた ナンセンス漫画っぽい作りなんだが、個人的には記号のオンパレードでこの作品こそ底知れなさを感じる。おふざけで作ってるというより結構作り込みがされてる感じ。
  • 歌舞伎町 出来は悪くないけど突き抜けがちょっと足りない感じ。そういう作風だというのもわかるので大きな構造について期待するのは筋違いだろう。
  • 戦恋 河川敷に落ちてるエロ本を探してる中高生向きに一つ作品を作ったらこうなるんかなという感じ。9人もいるヒロインの紹介をやるだけで1クール終わりそうなんで、本当にこの作品に面白さがあるんだったらそれをやる前に終わりそう。
  • この音とまれ 2期に入って新キャラが登場して大丈夫か?と思ったんだが、うまくキャラ同士を高め会える方向に進んでちょっと感心。前半部分は第1期でよく感じていたダイジェスト風味が感じられなくてよかったのだが、最近また飛ばし気味。
  • ぼく勉 なんのかんのいってエンタメとしてよくできてる。この作品も含めて最近やたら学校教育を持ち上げる作品が多くなって来たように思うのだが、ぼんやりかんがえさせられることがあって、それは別の機会に述べるつもり。
  • トクナナ やっぱフツーのアクションモノといった感じ。テキストはちょっと鈍臭さは感じるのだがまぁこんなものかなといったところ。ラストに向かって盛り上がってはいきそうなんだがあんま期待してない。
  • ライフル これも個人的には評価が高い作品。キャラたちがダラダラするのんびり系かと思ったんだけど、練習シーンや競技シーンが思いの外緊張感があって、台詞も動きも少ないのにむしろそこがミソで魅力がある。こんな精神集中力を求められる競技で、試合前に選手同士が煽り合うのはさすがにファンタジーだと思うんだが、それはリアリティを求めたら全体がなんの動きも盛り上がりもなくなるからであって、むしろラノベライクなかけあいが物語全体のメリハリを付けていてかなり出来が良いと感じる。これも一押し作品の一つ。
  • ゴーン やっぱ第1期より出来が良いのだが、主人公のマーリヤ、幼馴染のヴェロニカ恋しやのくだりは自然なのに、仲間のためにというと途端に白々しくなるのはなんとかならないものか。
  • アフリカ ツボにくることは少ないのだが、コスト削減会議こそ無駄と主張するためにわざわざ生き返ったオオハシの叫びには魂が震えた。

 こんな感じ。今の所、慎重勇者とさいころ倶楽部、ライフルの三つがオススメといったところ。