好きめが#5

 バレンタインとホワイトデーのコンボ。なんで?と思うほど今回はギャグとして面白かった。買い物時のヒロインのボケ、それ本当はわかってて主人公をからかってるだろと思わせるほどなんだけど、そういう可能性を被せることで彼女のボケがキレッキレ。普通のお笑いだと主役はツッコみのほうで、このボケにどう返しを入れたらよいのだろう?と思ってるところに、鮮やかなツッコミを入れてくると、ツッコみのキレが良いとなるんだけど、この話はボケが輝いてた。で、それが一連の展開を経てクライマックスに繋がるので、笑いと緊張感が絶えなかったという。
 よくわからん。ツマランと思う回とオモロイと思う回の落差が激しいというか、それでもキャラの言動が回毎に変わったようには見えないから、物語としての品質が一定してないわけではないんだよな…。

ヘルク#4

 翼をもつ騎士たちと戦ってる最中、主人公とヒロインが別の空間に飛ばされて…。うーん、事態は進んだけどさァ。中途半端な状態が継続中ってのはなんかもやもやするな。今回でなんらかのケリがつくと思ってたんだけど、予想を思いっきり外してしまった。
 素直に事情を話したところで信用されるかどうかはわかんないから、主人公に意図を語らせないのはイイんだけど、それだと魔族側の心配通りそりゃ疑念を持たれたままになるのは当然だよなー。ジャンプ系漫画のようにバトルシーン中に大抵敵の事情が過去話の形で語られるのもワンパターンでどうかなぁとは思うけど、こんだけもったいをつけるんなら、事の真相が明らかになるその時には、よっぽどこちらを驚かせてくれないと承知しないぞ…と身構えてしまうが…。