スパイ教室#23

 カリスマ勝負で敵を撃破する話。多分に象徴的な話なのであって、スパイに必要とされる技能というのは一旦脇に置いといて…ということだと思うんで、まぁこれはこれでいいんじゃね?という気はする。スパイ技術と言えばリーダー以外のヒロインズが見せてたし、今回は部下を駒として動かすのに必要なマネジメントという意味で、ボスすら手駒扱いだったので…。
 正直なところ、コレジャナイ感はあるんだけど、今回の敵の大ボスはおそらく原作執筆時にはアベが念頭にあったのだろうし、今だと岸田がそのままあてはまるんで、その辺も含めて考えるとこれを2クールアニメのクライマックスに持ってきたのはそれなりの理由があってのことだろうなという感じ。

ラス為#12

 メインキャラ同士でキャッキャウフフ。結局オトモダチごっこに終始してただけだったな。アベが自分をちやほやしてくれたり、賄賂を送ってくれる連中だけを国民とし、それ以外は「こんな人たち」だったのと相似形。そりゃ貴族をまず掌握しないと国民のための施政は行えないし、国民の中でもシンパを作らないといきなり全員に言うことを聞かせるのも困難なので順番として間違ってるわけではないけど、民のために尽くすというタイトルでありながら、国の大半を構成する市井の民のために尽くすところがないどころか、描写すらほとんどない。そういうところをスルーして主人公を狙う謎の敵にクローズアップするのだからそのへんアニメ版の範囲だけだと看板詐欺かなといったところ。
 主人公は結局のところ本当にゲーム世界のキャラをいじめたわけではなく、彼女が転生前に読んだストーリーは、教科書のやってはいけないテストケースに過ぎなくて、キャラの誰も不幸に陥ってないから、物語の彼女の行動とバランスが取れているという筋合いのものではないからその辺の手ごたえのなさも気になったな。
 割と初期に言及したように思うが、結局政権批判要素だけが光ってて、他のあれこれはそれを入れる容れ物といったところ。そこを過ぎたらコネをフル活用してオトモダチが互いにもたれかかる構造が個人的には鼻についてしまったとかそんなところ。


魔王さま2#23

 勇者と主人公の側近の時間稼ぎの甲斐あって主人公が到着、次回のの天使たちとの決戦に続くの巻。テンポとか尺とかを考えると至極当然な構成なのだけども、前回も言ったようにもう全てにおいて勿体をつけてる作風なんで、今回の勇者と主人公の側近の時間稼ぎがそのまま視聴者に対しての時間稼ぎとなっていてもうダレるのなんの。
 勇者とその父との対面も、視聴者どころか勇者本人もとっくの昔に生きているとの消息は知っていたから、カタルシス的な感動はないし、物語上の何らかの感動ポイントをいろいろ外してる感じやね。ヤドリギあたりの発想は面白いとは思うけど、現実社会における何らかの見識と繋がるのならまだしも、物語世界の一つの設定でしかないように今のところは思えるんでなんだかなぁといった感じ。
 これだけ勿体をつけるんならさぞかし最終回は度肝を抜くようなカタルシスが得られるんならいいけど、こればっかりは見てみんとね…。

聖者無双#12

 ダンジョン最奥を攻略して出世する話。ダンジョン踏破が後編のミッションになってたからそれなりの〆になったけど、位人臣を極めることがいきなりでこっちとしてもそれが目的だとは思ってなかったから落ち着かん感じ。前職の先輩や仲間が心配してくれるのは、まぁ新人サラリーマン向けのものとしてはよくできていて、しかも現地の人間が心配してるのは人格としてではなく安い治療費目当てという欲得なのもまぁそんなもんよなという意味でよくできていたけど、それも本質ではないから微妙な感じ。
 前世がサラリーマンの営業職で、医療技術者になるとか、いちおう転生後の世界で生き抜くためという理屈付けがされていたけど、前々から言ってる通り前世で行き詰ったからどうせダラダラ行き詰まり人生を送るならいっそのこと新天地で頑張るという要素もないし、前世の善行を認められてそのご褒美として寿命を延長してもらったという要素もない、失った命を再度獲得したのだからそこには意味があるハズに違いないという使命感みたいなものもなくて、もう本当に転生する意味がほとんど見受けられなくて、主人公は最初っから自己決定権を持ちタイトル通り無双して我が世の春を謳歌したという形になってるから、まぁホントご都合主義というか。新人サラリーマン応援歌という視点からすると、わざわざ転生などさせずサラリーマン生活を描いてそこで無双させりゃ済む話で、そのへん転生させることの必然性が無いというか、意味付けが不十分で困った。で、ここまでの話も、地方の営業所で現地の有力者に目をつけられて本社に平社員として呼び戻されてみれば、研修でいきなり成果を上げて一気に専務なり役員なりに出世したって流れでしょ?。もう何度も言ってる通り島耕作をさらにご都合主義にしたって感じで、前編は話がどっちに転ぶかわかんないから様子見程度だったけど、中編以降は正直フックする部分が利害関係を超えたつながりの深い人たちとの交流の部分だけで、しんどかった。後編に入ってしまうとあと数話程度で最終回だから、その段階では見切るのが無理になっちまうんだよなー。イシューとして面白い切り口はあったけど、全部潰していったからなぁ。


自転車パーツ到着とまたまた注文

 

 なんか随分まとめてるな…と思ったら同一日の注文がすべてという。まぁ送料のあるやつといってもそれほど高額でもなかったし、なにより注文から一週間で届いたので呆れるというより逆に驚いたという。
 タイヤはイノーバのXボブキャット。激軽で有名らしいので購入したんだが、片方は370㌘、もう片方は330㌘で差が大きい。サイドヲールとか薄いんだけど、これヘタすると今パルシウムに履かせてるコンチウルスポ2の700C×28Cと同じ重量なので納得といえば納得。同時購入のTPUチューブは69㌘とこちらは公称と同じ重量。なので、この組み合わせはパルシウムに履かせてるタイヤ&チューブのセットとほぼ同じ重量になるのだ。しかし重い方はどっちがいいんだろ?。消耗はリアが激しいからリアなのか、それともフロントの方がいいのかよくわからん。
 ちなみにCRCでBywayを購入してたんだけど、これは画像がないが公称530㌘、パッケージ込み実測600㌘超だったからもう全然重い。ブチルチューブもMTB用なので頑丈に作ってあるらしく200㌘超なのでBywayとブチルのセットで使うと、ボブキャットとTPUのセットの倍の重量になってしまうwww。自分はMTBを持っていてすら山遊びをした事が無いので、正直なところ厚みの薄い27.5用軽量チューブを作って欲しいと思ってしまうものの、そういう需要がそもそも極小だと思うのでないものねだりをしてもしょうがない。


 ちなみに注文したのはBB、チェーン、ステム、テニス用オーバーグリップ一巻。これであとは油圧コンポを購入すればほぼ揃うハズ。いちおうクランクは手持ちのものを使うつもりだしサドルもそう。もしかしてシフトアウターは購入しとかないといけないのかな?。ブレーキフルードも未購入だけど、これは日本で買うからまだ安心してるが高騰したから確保しとく方が良いんだろうな…。カセットスプロケットも手持ちのを使うつもりだけど、消耗品だから予備を購入してもよいかもとは思ってる。