魔王さま#22

 転移前の世界で人間と魔族の戦いが続き、メインキャラがいろいろ対応していく話。うーん、今後の展開ダイジョーブ?って感じで、まぁカタルシス前の溜めの段階だから話としてパッとしないのは仕方がないのだけども、個人的な印象では読者そっちのけでキャラの都合で話が動いてる体裁にしてる方式が悪さをしてる感じ。いやまぁ全部読者が事態を把握できてる状況で話を動かせっていうつもりは毛頭ないんだけど、例えば仮に読者があの世界に飛び込むことができたとしてメインキャラを間近で見てノーヒントで彼らの正体や事情を把握できるか?と言われると、その立場に一番近い存在が今回の海の家のオーナーだったりするんだけど、彼女がかなり事態を把握してて、なぜなら結局彼女も何らかの能力者で、むしろ一般人というより、モロ関係者だからでしょってところで、かなり萎え萎えではあるんだけど、まぁ彼女や大家もメインキャラに近い存在で物語中にビルトインされているということ自体オカシなことではないので。
 結局、この期に及んでもまだ主人公が魔王になった経緯が明かされておらず、しかも今回敵勢力のキャラと主人公の対話などで、転移前の世界の人間と魔族にそう違いはないみたいな話から、結局どちらも実は同じ人間であって、観客に違いが引き立つよう、そして魔族側を悪とミスリードするための見かけの違いにしてるだけであり、結局人間と魔族がかつて対立し、勝った人間側が肥沃な土地を占有し、負けた魔族側がその肥沃な土地から排除された「弱者」であるという構図は、まぁ他の作品にもよく見られる差別構造フォーマットなのであって、なんでこんなに構図を明らかにすることを伸ばし伸ばしにするのかさっぱりわからん。
 おそらくあと2話で話は完結するのだと思うのだが、どうまとめるのか、処理することが多すぎるんじゃネーノ?と思わなくもないんだけど、そのへんは自分の予想とは裏腹にピタッと収まるのかもしれんが、まぁあんまり期待してないというか。情報をひた隠しにして話を進めるのもいいんだけど、それやるんだったら少なくとも一期と二期の間を10年も開けたらアカンよねという。伏線らしきものに気付いても、どうせそれが明かされるのが10年とは言わんまでも、最終回付近まで、しかもそういう長いスパンの仕込みが洒落にならないほど多いんで、もう途中からそういうものに注意を払うことを断念してしまうし、そうなるとただただ事態が流れていくのを眺めているだけになってしまうのがアニメスタッフにはわかってないのかなー。10年も待たせるんだからという風になるのも当然と思うんだけどねぇ。

ラス為#11

 みなしごを助けることに成功する話。うーん、元悪人とみなしご姉弟との馴れ初めエピソードはよくできていたんだけど、肝心の救出エピソードが取って付けたような感じだし、なにより、国内に人身売買組織が跋扈してたのに、主人公は今までそれを放置して貴族同士でオトモダチごっこをやっていたんだよね…優先順位が違うくないですか?wwwみたいなのがどうしても頭を離れなくて集中できなかった。でもまぁ、トラブルが起こってそれを解決するからこそお話になるんであって、問題が顕在化する前に先に先にとその芽を潰してしまったら、まぁお涙頂戴の話にはならんよなという構造上の問題からは逃げられないというか。

スパイ教室#22

 メンバーが追い詰められていく話。またお色気担当ちゃんが血迷って愚かな行動を…。この展開は彼女にこういう選択をさせることで原作者が読者に伝えたいことがあるから…というのが、さすがにこういうものを何度も見せられているので、答えこそわかんないけどいつものやな…とわかるんだけど、まぁあんまり見てて気分のいいものではないワナ。なんのかんのいって、どうせこちらのメンバーが死ぬこともないし、ミッションは成功するんだろうけど、そういう予定調和で先の予測ができちゃう構造だから、わざとトラブルを混入させて安定感を崩さないと緊張が作れないだろうし。

聖者無双#11

 主人公がヒロインズに気にかけてもらう話。騎士団長も本格参入らしい。なんか申し訳ないけど、この作品は異世界転生島耕作という認識を持ってしまってから、かなり魅力が減退してる。今回なんか特にそう。
 治癒師ギルドのぼったくりがいいわけないけど、主人公が安い報酬で治療を請け負ったら、「どうせ怪我しても安く治してもらえる」と思われちゃうわけで、今回そのへんのエクスキューズはされてたけど、現実社会が既にそうなってるからなぁ。あと衛生環境が悪いからスラムなのであって、一時的に主人公が環境を整えても、スラム自体にそれを維持する体力がないから所詮キレイごとだよなーという感じ。あーあと、教皇様がいて、いかにもキリスト教的価値観なのに宗教が弱者を救ってる場面が一つもないねー。そういうのがあって、その中でも主人公が飛びぬけてるから彼が聖者様ってんならわかるんだけど、宗教による救済という概念のない世界でこれやってると、やっぱり聖者様が便利屋扱いされて仕事量に溺れたら取り返しのつかないことになると思うよなーとかそんなの。

自転車用品雑多に購入。

  • 油圧ホースカッティングツール&コネクターインサートツール
  • ローター修正ツール
  • タイヤ
  • チューブ
  • 六穴ローター→センターロックアダプター

 書き出してみるとそうたくさん注文したわけでもないな。いちおうこれで油圧関連のツールは最低限購入したことになるのかな。前も言ったパッド押し戻しツールはどこ見ても二千円超えなので、どうしても躊躇する。油圧ホース関連のツールが、廉価版でちょっとばかし安く購入できたからそうなって欲しいけど、仮に出たところで更なる円安で…みたいなトホホな感じにもなりかねない。
 チューブとセンターロック用アダプターは二つ購入したかったのだが、二個購入すると送料が倍以上になるwww。かといって単価が安くなるわけではないのでバラで小刻みに購入しなければならないみたい。

メロンジャムVer.2利用開始

 Ver.1を一瓶開けてしまったので食べ始めた。

 前の日もスプーンで掬って利用したのだけども、表面がまっ平らということは、そこそこ緩いのだけども、Ver.1よりしっかりしてた。Ver.2は1より、砂糖多め、抽出ペクチン添加量少なめ、クエン酸少な目、煮詰め時間少な目なので、固くなった理由は砂糖が多かった以外考えられないのだけども、それだけでこんなにも違うとは…。
 味はそこそこ。Ver.1ではメロンというよりキュウリっぽい生臭さが強かった印象があるが、Ver.2ではそこはあんまり感じられなかった。メロンの風味をできるだけ残すために煮詰め時間も短くしたのだけども、思ったよりメロンのフレッシュな風味は残っていなくて、ホント思った通りにはいかないもんだな。
 ちなみにVer.1、ふたを開けるといつも上の方に泡のようなものがあって、これ、おそらく夏の暑さで砂糖多めの厳しい環境でもちょっとばかし発酵が起こっていたらしい。これからは涼しくなっていくし、発酵による変質の心配はあまりしなくても大丈夫そう。