アイノイデンシ#8
恋愛模様二題。看護婦ロボちゃんとその親友ロボちゃんとの対比。前にビデオ上映会を親友ロボちゃんのところでやったけど、それを受けての話になってた。看護婦ロボちゃんはメシマズ女という描き方だったけど、なんでAIにメシマズ要素を入れるのか謎。ただ、二題ともそんなに人間ドラマとしては悪い話でもなかった。
ただねー、やっぱりAIである必然性が全くないのよ…。性転換手術の話も、昔だったら日本国内での処置は難しかったけど、今なら海外旅行もカジュアルになって、タイに行くなりして簡単に手術ができるようになってるし、日本でも性転換手術のハードルは下がってるから、今回の、ちゃちゃっと回路をいじって性欲も恋愛感情も切ってしまうってのはそういうことの反映なんだろうなと読み替えた。
レベル1#9
バニー娘が加入する話。なんか盛り上がらんな。あれほどツンケンしてたバニーが土下座までして仲間云々言うくだりも唐突に感じたのだが、別に過去話のエクスキューズを入れなくても、新婚主人公ペアのやさしさに触れて精神的にほだされていたという風に考えられるし、そんなに不自然ではない。だが、残り話数少ない段階で無理やり何らかの完成形に盛っていこうとする意図がどうにも。
ダンジョン名、主人公が日本人だから、彼専用特設ダンジョン名がニホニウムなのかと思ってたら、全体が元素名で統一されてたのか…。
ライアーライアー#10
反攻作戦の始まり…敗者復活戦をへての巻。うーん、今回はいかにも尺が足りないといった風で、ダイジェスト風味だったのがどうにも違和感がありまくりという感じだった。協力を申し出てくるキャラが続出なのも違和感、敗者復活戦のボス戦も違和感、短時間に同名成立にも違和感があって、しかしいちいちそれらの要素を検討すると不自然なものはあまりなく、各キャラ各勢力の合理的な選択の結果である…ということはわかるんだけども、それらエクスキューズや正しさを積み重ねたところで今回の話がおもしろかったか?と言われると、むしろ今までで一番つまらなかったぐらいの感覚だったので難しい。
ホントよくわからん。面白くなる要素は揃っているのに、どうにも自分で自分に言い訳しないといいトコ探しができない作品で、本当に原作がそれなりに支持されてるの?という感じ。テキストで読めばそれなりに面白い可能性があるから、このアニメをチェックした程度で原作がつまらないと断定するのもアカンとおもうんだが、それまで読者に開示してなかった特殊スキルでバトルに勝利するというデウスエクスマキナの部分は叙述法でそれなりに読めるようになっていても、ストーリーとしては下策だし、使い捨てゲームのルールを読者に覚えさせるのはそれなりのストレスのハズなので、アニメ化の難しさも含めてなんでこの作品のアニメ化が企画として通ったのか不思議に思う…のは前にも述べた通り。
もしかしてストーリー構成に雑破業を連れてきてたら面白くなっていたのかなぁ?。
てんぷる#9
ヒロイン得度直前の巻。今回はなんてことのない話。お色気過多やなとちょっとばかし思ってたのだけども、よくよく考えてみたら寺モチーフにシリアス路線でも教育番組っぽくなるので、これでバランスが取れてるんだろうなと思い至った次第。
ライザ#10
ドラゴン討伐に村で編成がされ、出発するところまで。やっぱりなんかシナリオのクオリティが初期に比べてダンチ。とはいえ、メガネ君だけ家族との関係性が描かれないのwwwって感じだけど、今までもそうだったから、今回そういうエピソードがあっても面食らってたかも。
ドラゴン討伐隊は先の対戦での特攻隊モチーフのようだったし、主人公パーティーはキスカ撤退戦を彷彿とさせる感じ。ドラゴンは撃退出来ても倒すところまでには至らず、メガネ君がドラゴンを寄せ付けない解決法を見出して戦略目標は達成してミッションコンプリートのような感じになるのだろうか。
なんか剣士くんの飲んだくれ父の発言が真っ当でそのへんのバランス感覚が際立ってたな…。
あやか#10
主人公の力を覚醒させるために、とっくの昔から飲んだくれ兄弟子が自己犠牲を決心してた…という話。話立て自体はそんなに悪くない感じはするが、やはりシチュエーション先行型で、おそらくあの飲んだくれ兄弟子も最終的には死なないんじゃないかという疑念があってそのへんはなんとも。長髪兄弟子が何とはなしに気付いていたようだから、死なない対策を考えていた…という話なら上出来。