レベル1#6

 ダンジョン管理者同士の争いに巻き込まれた先で過労状態の魔導師と出会う話。ヒキまでの話はまぁどうでもよいんだけど、終盤の流れは主人公の有り方に関わるし、むしろなんでこういう流れで助けるという話が今まで無かったんだろう?という感じ。OP映像でもメインキャラのようだし、仲間になる流れも特段捻りがあるようにも思えないが、バニーが仲間になるよりはメインテーマ直球だと思うので注視していきたい。

ライアーライアー#7

 小悪魔ちゃんの後始末と他校との交流戦準備の巻。何の障害もなく悪役を排除できたし、準備でも仲間割れに近い形にはなっていたが、これも仕込みなのでなんとも。
 今回もOPは無しで尺を確保してたけど、やっぱり間が十分に取られてないからせわしないのなんの。アニメ化に際し、相当構成が難しいんだろうなと思われる。間を取れば一話に収まりきらないし、かといって省略できる部分は少なくて、下手に物語を整理しちゃうと原作と乖離するんだろう。
 何度も言ってる通り、この物語でおこなわれるバトルは、読者が「もし自分がキャラの立場に立ったらどう切り抜けるか」と考えさせる要素が希薄で、その部分を克服できないといくらバトルのルールを単純にしてわかりやすくしても徒労だと思うし、しかも読者に前もって知らせてない特殊スキルで困難を切り抜けさせるデウスエクスマキナなので、結局ドラマやシチュエーションしか楽しむ部分がない。一話24分1クールという縛りでフォーマット通りに作っても原作の魅力を引き出すことが困難ということが製作段階からわかっていそうだけども、問題が発覚しても企画を止められないのはどの世界でも一緒なのかね…。原作にファンがついていること自体は納得だけど、原作未読でこのアニメを視聴して高評価してる人いるのかな?。自分は割と期待してるんだけど、ストレスまでは感じないまでも惜しい惜しいの連続だからどうにも微妙な感じはする。

あやか#7

 一話丸々過去話。うーん、やっぱりわからん。過去の災害は火の龍水の龍のバランスが崩れていつ災害が起きてもおかしくなかったとはいえ、基本予測不可能な天災のように見えるので、赤毛の兄弟子が闇堕ちする理由が今一わからん。若い二人の兄弟子が封印を守り切れないのも師匠のセリフから当然だし、負傷状態で支障を助けるために居残っても足手まといになるだけで逃げたのは正解だし、あそこで赤毛の兄弟子がヘマをして師匠の足を引っ張り死に至らしめたのならともかく、どうにも赤毛が気負うのがね…。
 師匠は水の龍が居なくなったからといってたし、まぁ火と水のバランスが崩れてるというのが原因で、その水の力を補うのに主人公が関わってくるのだろうけど、なんで水の龍がいなくなったのか示されてないし、あんだけの災害が起こって尚、バランスは崩れたままなのに、根本的対策を立てないであの島に住み続けるのもよくわからん。世界を安定させる脈流があの島に集中してて何らかの重要なものがあるのはわかるんだけども、島民が自覚してるようでもないし、島外の人々があまりに無関心なのもなぁ。

ライザ#7

 隊商の娘を仲間にするために試練に取り組む話。ブローチ修復でバンクシーンがあるのかと思ったらなかった…。そんなことがあるもんかと思ってたら…。
 やっぱり物語の精度が上がってるなという感じ。町の顔役の息子に因縁をつけられた時、主人公は今までとは違うと返したのだが、逆に「今までは」相手の言う通りだと過去の自分と向き合ってるところに成長が感じられる。まぁ今までの話で主人公達が誰から見てももうしっかりした一人前…にはなってないし、かといって何事にも目的意識を持って取り組んでそれなりに実績を上げている…という形になっているから、成長過程が伝わるようになってる。
 これ、もしかして(変則)2クールあるの?。副題の常闇の女王が全然見当たらないのにもう後編突入。次回でどうせ試練を乗り越え隊商の娘が加入するのだと思うけど、そっから4話ほどでその常闇の女王とか出てきて終わるってことも考えられるんだけど、そのへんよくわからん。
 ちょっとggってみたのだけど、アトリエシリーズってずっとセガの作品だと思ってた。何作目かは忘れたんだけどアトリエシリーズの一作はドリキャスを購入した際にワゴンセールで一枚買った記憶があるが、なにせプレイしたことが無いwwwので…。プレステは持ってないハズなんだよな。なんでセガ作品だと思ってたんだろ?。

てんぷる#6

 ダイエット話と得度の説明。いきなり寺要素多めの話に。結構お色気描写も多かったような気がするが、不思議なもんでシリアスとお色気が奇妙に両立してる。主人公もヒロインも僧侶になることが全然宗教上の理由からではないので、説教臭くないどころか、今や葬式仏教と言われるぐらいビジネス化した現状と妙にマッチしててうまいもんやなと。かといってキャラ達は仏教要素をたんなるカネ儲けの手段と思ってるようでもないし、なんかいい意味で予想を裏切られてる最中。
 仏教モノといえば、あンた背中が煤けてるぜの能條純一の「月をさすゆび」を読んだ*1ことがあって、僧侶資格を得るための専門学校を舞台にしたお話だったのだが、別にぼんやり受講して資格が貰えるという描写ではなかったから、この作品も話が進むにつれそういう場面も出てくるのかなとかいろいろ期待してる。

*1:途中までだったと思うんだけどもしかして最後まで読んだかも。でもこれが最終回だ…みたいな記憶がないんだよね