かのかり#31

 黒髪ショートとのお詫びのデートとクラファン映画試写会前のあれこれ。試写会でなんらかのカタルシスがあると思うんで、その前に溜めといったところか。気持ちの整理も含めてじんわりした話でドタバタの熱気を一度冷ましてる感。いちおう主人公争奪戦も佳境に入って、片方は好きな気持ちを解放、もう片方は抑圧という対照構造になってるのがなんともなー。

ライザ#8

 衆人環視で錬金術とやらのデモンストレーション。やけにギャラリーが多いと思ってたのだけども、商人の娘の父の差し金らしい。
 今回は変身バンクもなかったし、見せ場であるはずの広場の産廃を処理する錬金術にも映像的にコストをかけておらず、じっくりと関係性を描いて、信頼を築き上げることの集大成となっていたのが、これもじんわりくる。おそらく主人公の無鉄砲さにそれほど変化はないだろうし、良い師を得て持て余してるエネルギーをいい方向にコントロールされているところとかもフィクションながら自然。都市部での関係性に嫌気がさしてUターンしてきたという姉御の心境にも個人的に思うところがあって、最初の数話視聴してた頃の「こりゃアカン」感がウソのように消失してる。7月初旬で新作が一巡した段階では一番ダメだろうという評価だったのになwww。

レベル1#7

 過労の魔術師を助けて、ダンジョン争奪戦には勝つの巻。労働者に向けてのメッセージ性についてはこんなもんかなという感じだが、ゴミを燃やしてたあの魔術師、割に合わんと逃げるとあの一帯が駆除できないモンスターに壊滅させられると考えると報酬がそんなに悪いはずはないと思うのだけども、そのへんよくわからんな。なにせ史実でも、近代以降に起こったゴールドラッシュでも、一番儲けたのは「ツルハシを売った人」なので、ごみを捨てる際にそれなりのフィーを要求するのは自然な流れだと思うんだけどな…。
 しかしなんやろな?、もう主人公とメインヒロインは事実婚してるという感じしかしないんだけどな。

てんぷる#7

 修業は続くよの巻。寺要素がてんこ盛りだけども、いざ本気でテーマに取り組まれるとどこかコレジャナイ感があるというか、一見テーマに関係なさそうに見えながらも、日常視点を切り替えたら不思議とテーマにぴったりハマってるという形だった前回までの話の方がよくできてるなーとは思った。そういう意味では冒頭のパンツの色というイシューは、自分が修行のことを知らなかったせいもあるけど、うまくミスリードされたなと感心してたわけだが…。

ライアーライアー#8

 中二病少女登場の巻。終盤のバトルでこっち側の女がいきなり相手を攻撃してたのだけども、なんか感づいたというか気が付いたという表情をつけてたので何かありそう。うーん、やっぱり今までと同じ評価というか、ドラマ部分でのフックとかよく作ってあると思うんだけども、ゲームだとかスキルの処理とかホントどうでもいいって感じ。ここまでがここまでだったから、もうゲーム部分を理解するのを最初っから自分は放棄してる感じやね。で、今回のメンバーがいきなり攻撃したところのバトルシーンも省略されてたし、そのへん原作もそうなってるのかもしれないが、アニメスタッフも(以下ryで済ませてるんだろうなwww。
 今回登場の中二病ちゃん、じぶんはてっきり主人公が探してた幼馴染かと思ってたらそうではないんだな。公式サイトのキャラを見ても謎の中学生と、もう中学生と特定してるしそのへんミスリードではないと信じたい。いやまぁ原作は続いてるのだろうから、こんな序盤で主人公の捜し人が現れてちゃ話にならんだろうとは思うわけで、しかし、だったらアニメシリーズの一つの〆ってどういう形にするんだろ?と心配にはなってくる。