俺自販機#7

 違う階層に落ちた主人公を最終的に見つけてもらえる話。今回はほぼ全編にわたってディスコミュニケーション描写。まぁフツーこうだよな。コミュニケーション手段が限られてるよりなにより、そもそもが無生物に意志があると考えるほうがオカシイのであって…。とはいえヒロインがなぜ主人公を石を通じあわせることができたのか?についても、ヒロインが危機に陥っていて、他に仲間もおらずなんでもいいからしがみつきたい何かがあるって状況なので、強引ではあったけどそんなに不自然ではないというか、極限状態の人間だと割とリアリティあるなという感じだったように思う。しかし、これ他の視聴者はどう思ってみてたのかちょっと興味ある。自分は通じない方がアタリマエだろと思っていたから、割と冷静に視聴してたというか、もしかして人によっては「今まで通じていたのだから、新キャラも分かってくれるに違いない」とやきもきしながら視聴する人もいたのかな?。確かに主人公は相手のタイミングに合わせて自動音声を発したり変形したりと、偶然にしてはあまりにも当意即妙に対処してたから、そのへん絶妙やなと思ってはいたけど…。
 なんか最近Youtube動画を見る機会が多くって、アニメ感想モノもちょくちょくチェックしたりするんだけども、この作品結構大人気らしい。自分は限られたコミュニケーション手段というテーマは面白く感じてるし、今回もその極致を見せてくれたので好意的な評価ではあるんだけど、物語としてのパンチ力はまぁ…といった感じなので、大人気の理由が自分と同じコミュにあるのか、それとも突飛な設定にあるのかよくわからん。それとも他の作品が全体的にパッとしないから、本来ならスマッシュヒットぐらいは飛ばせてた本作が相対的に高評価なのか…。

アンファルス#7

 とりあえずルパンにダイアが渡り、争奪戦が始まる。これはイイ意味での歌舞伎だった。このへん様式だと思うけど、勢いを重視して叫ばせたりセリフを詰め込んだりしてないので、各キャラの言動が把握しやすいし、なにやってるかわからないってことがなかった。原作もそれなりに面白いのだろうけど、アニメを見ていても上手に視聴者を転がしてくれてる感パネェ。