わた婚アニメ#5

 主人公が攫われる話。うーん、なんやろな?。主人公の精神的リハビリ物語としてそんなに悪くはないんだけど、今回の話は何?って感じ。贈られたものでも、着物についてははしゃいで着るのに、念押しまでされていた護符を忘れて危機に陥るとか愚かにもほどがあるというか。それまで虐げられていた自分を誰よりも大切にしてくれて実際に境遇も変わったわけでしょ。恩を仇で返すというわけではないんだけど、優先順位がおかしくはありませんかって話。相手の気持ちをないがしろにするような愚かな行動をしても、自分の好みの男性が協力して助けてくれるって妄想シチュエーションがおおきなおねえさんにウケるのはわかるんだけど、ちょっと見てらんない。主人公は護符を肌身離さず持っていたのだけども、スリにあってなくしたとか、何か人助けをしてる最中に落としてしまうとか、そういうシーンを一つ挟むだけでも全然違うのにな。別に女の妄想全開でもいいんだけど、そういう詰めの甘さ*1でシラケてしまう感じ。

俺自販機#5

 魔道具品評会と美味しんぼの巻。魔道具の方、それまで槍の穂先を変えるだけとか、魔法と全然関係ないものだったから、対立お嬢サマの魔道具もてっきり中の人がいるというギャグだと思ってたら、まさかの本当に人の魂を封じた魔道具だったという。チェーン店の出店で街の食堂が困る話も割とシリアス寄りで、なんか調子が狂うなぁ。試食品を主人公が提供するというのもアイデアとしては悪くないんだけど、それなら敵情視察などしなくても最初っからそうしていたらよいのでは?とは思ったが。
 アイデア勝負で物語上のミッションがわかりづらく、ドラマとしても粗削りだけど新奇性でなんとか楽しんでるとかそんな感じ。

白聖女#4

 前回顔見せした青髪お嬢様がやってきて…の巻。いろいろなキャラの思惑が示されて、あー優しい世界やなという。主人公ただ一人が周囲に朴念仁と思われてて、まぁそりゃそうなんだろうけど、彼が薫陶を受けた祖父の事を思えば、逆に彼こそが聖人君子なのではと思わなくもない。

アンファルス#5

 ロンドンに移動して黒ダイア争奪戦始まるの巻。ルパンにファントム、ホームズとあまりに勢ぞろいなのにワロタ。借りもんバッカやん。話はつまらないわけではないから、なんか惜しい感じ。
 うーん、時代を現代にしちゃうと、警備とかハイテクにせざるを得なくなって、犯罪も手の込んだものになり、説明も大変だから技術の稚拙な時代に設定せざるを得ないんだろうし、そうなるとその時代に活躍したとされるフィクションのキャラを借りてくるというのも自然といえば自然なんだけどな。でも個人的には主役がドロボウ役ならホームズと対立、探偵役なら張り合うって形になるのはもう見飽きてるんだよね…。

*1:とはいっても、女が愚かでも男が全力で助けてくれるし不問に付してくれることこそ意図的に描きたかったことだとは思うんで…