モブせか#9
さらに空賊を退治するが、その過程でヒロインたちとは色々すれ違い…の巻。なんかしみじみ。異世界転生モノ、俺TUEEE展開が多くてこういう人間関係もそういうのでは割とスマートに解決する部類のものが多いのだけども、そればっかだと面白くないというか、逆にこういう風にコンプレックスをこじらせて決してうまくいかないというのも珍しくて青春モノとしてなんか安心する。ただ、今回の展開でヒロインたちとの関係性に待ったがかけられてたのは、個人的に主人公がどう振る舞えばよかったのかをあれこれ考えてもよくわからんのがよくできてるという感じ。前回述べた通り、そもそもこの世界がヒロイン視点のゲームなのだから、あくまでプレーヤーはヒロインと自身を重ねてプレイをしていかなくてはミッションがクリアできないようになっているのは当然として、ならばヒロイン(プレーヤー)には主体性が必要なので、主人公の男が過剰に関与してはならないし、でもこの物語ではむしろヒロインは客体化していて、主人公がこのゲーム世界の中心に「組み換え」られてるわけなので、いつまでも主人公が自分はモブだと思ってちゃいかんだろうというのも仕込まれてると思う。ならば、主人公はどの世界に生きているとしても、つまりこの世界で生きていくしかないのだから、自分の人生を主体的に生きていかなくてはならないし、そして今回貴族の子弟に感化されて主人公が彼等をゲームキャラとして利用するのではなく、一人の人間として扱っていたように、まぁ一つの答えとしてヒロインもゲームキャラとして扱うんじゃないよ…ということがチラ見せされているとは思うんだが、そこに到達するためには今回のエピソードの経験が今の主人公には必要だったんだという流れもきちんと作られていて、あーなるほど、構成しっかりしてるなという感じ。
このヒーラー#8
前回の続きでネクロマンサーの妹が登場、あと後半はゲストキャラ抜きでのかけあいの巻。ギャグのネタはあいかわらずなんだけど、二人の距離感が近くなったように感じてそのへんちょっと今までと違ってた感じ。恋愛感情抜きにしても二人の距離が離れたままだったらシナリオとしても単調になってしまうが、こうやって二人の距離を近づけたり、おそらく遠ざけたりもするんだろうけど、そういう変化で視聴意欲がちょっと増すような感じ。
薔薇王#20
終幕の準備が始まるの巻。あーあ、こうなったらもう後は転げ落ちるしかないという展開に。こんがらがった愛憎劇もその夢から醒め、王を引きずり下ろすためにいろいろ整えられてる模様。現実にはこういう愛憎のもつれなんかでは決してなく、権力欲の交錯が起こってたんだろうと思うけど、まぁそこはフィクションとしてどう整えるかというだけの話なので。前回までは割と感心しながら視聴してたけど、なんか方向性が定まったように見える今回はあまり気乗りしない態度で視聴してた。映画館でエンドロールが流れ始めたような気分。
BRSDF#9
主人公が細胞変換を施して強化される話。いちおう男と娘の因縁がドラマのメインだが、こちらはもうフォーマット通りなのであまり言及することがない。主人公たちの故郷がコロンビアというのも、赤道直下だとはいえ、合衆国資本の支配下で国が搾取され貧困層がたくさんいて、南米でも屈指の格差社会を誇るところなのはまぁわかっとるなという感じ。
いちおう対立組織が人類は滅ぼすとか言っちゃってるから、善悪の逆転はなさそうだが、あちら側の論理にも説得性が無いとちょっとツマランかなと思ってみたり。そのへんが仕込まれてるとしてもクライマックスまでお預けだろうから、基本素直に待ってるのが吉かな。
城姫クエストイベント終了。
今回はPvPで、しばらく250位ボーダーを達成してなかったからちょっと奮起してみたが、端的に言って苦行だった。最低でもこの半年、おそらく一年ぐらいはPvPで勝っていなかったので、今までと違ってなるべくログインして1期(前半)では200位以内まで入っていたのだが、2期(後半)に入ってじりじり順位を落とし、350位ほどまで落ちてた。それを300位以内に入っては弾かれ、入っては弾かれしてたのだが、夕方、特効アイテムを使ってようやく250位ボーダーに入る。予備として四つほど特効アイテムを残し、素手のみでゾーンをこなしたのだが、走り続けても240位付近から一向に順位が上がらず、どうなるかと思ってた。結局一時間前に残してた特効アイテムのうち、2個をブッパして235位ぐらいまで浮上、250位ボーダー付近の人に100万ptぐらいまで迫られながらも、なんとか逃げ切り。
これも仲間登録してる人から強特攻姫を借りることができたため。特効アイテムを今日集中的に使ったとはいえ、全獲得ポイント四千五百万のうち、今日だけ千五百万ほど、つまり三分の一を稼いでたのだが、強特攻姫を借りることができなかったら、本日分のうちでも三から四百万ほどの上乗せ分が消えてたから、いくら頑張ったとしても全然ボーダーは達成できなかったことになる。今回はそのような幸運があったからまだしも、強特攻姫がいてこれだけ辛いとなると、次回のPvPはおそらくボーダーはムリだと思った。おそらく最初っから諦めた方が賢いと思う。
