一撃姉#7

 ギルド受付嬢姉妹の護衛を引き受け、主人公が姉からケーキを振る舞われる話。シナリオは相変わらずパンチが足りない。うーん、よくわかんないけど、姉がブラコンなのは外に出れば他の男から女として消費されてしまうから?。世の姉が全部そうとも思えないんだけど、あれだけ強けりゃ自分が望めばいくらでも男を選び放題だと思うんだが、他の男には目もくれずってそういうことなのかなと。いちおう姉が弟を誘ってる形にしてるけど、弟は頑なに断ってるし、その態度は今までもそうだったはずだから、アレはお約束としてやってるだけで決して本気ではないとかそんな仕立てのような気はする。
 今回Aパートで出てきた雑魚キャラのダンス、ED映像で姉妹が踊ってるやつと一緒?。

カワイスギ#7

 主人公が経過報告に母船に戻る話その他。いつもはコメディ部分は楽しくても決して笑わせられることはなかったのだが、Bパートのボット猫と主人公のかけあいはやたらに可笑しかった。構造がお笑いのコントになっていたというのは今ドキの話立てなんだけど、飼いネコとの対比でやたらキャラが立ってたという。ちょっとこの作品では出色の出来。

トニカワ2#7

 サブキャラ新登場の巻。話のマンネリ化を防ぐために、個性的な知人を出して飽きを防いできた…ってところなのかな。ただ、エアコンの話は微笑ましいすれ違いでそんなに悪い話でもなかったし、奇抜さで興味を引くタイプの話でもないとは思うんで、今回はそんなに悪い印象でもなかったのだが…。

六道#7

 強敵のチームが転校してきたが、彼らなりに下心のあることだったという話。導入部なのでこんなもんかと。主人公の能力がどう機能するのか?とか、各キャラ十人十色の思惑があって…という部分の興味付けとかそこそこ考えさせられるものがあってそこそこ面白かったかな。ED映像では加入してきたチームのうち、女キャラしか追加されてなかったので、男キャラの方はこのエピソードが終われば退場なんだろうか?。なんのかんのいってこの作品は包摂の物語になっているだろうし、出番を後々作れないんだったら敢えて男キャラをレギュラーメンバーにすることもないだろう。ただ、その男キャラも追放するのか空気化するのかは不明だが、まぁ物語にウェットに関わらないんだったら行く末を気にしても仕方がないかな。

マジデス#7

 チートを多用するゲーマーとの勝負。チートは法律で禁止されてるわけではないから厳密には犯罪ではないんだけど、ルール違反を厭わずに他者を攻撃するキャラを政府が使ってくる…という構図は、もしかして現実の日本政府批判かな?。

女神のカフェテラス#7

 金髪ショートの抱えてた問題の解決。俺が何とかする…という主人公のセリフがあって、母親との対決シーンでは最初のうちは見守るだけで、発破をかけるために敢えてクライアントを突き放すとか、現実だとまず信用を失ってうまくいかないのが必至なので、最初主人公が静観しているときはなにか考えがあるのだろうということ自体はわかるようになっていたけど、正直こうなるとは思わんかったというか。クライアントはクライアントで自分自身が解決しないといけない問題を他人に丸投げしているようでは、結局本質的な解決にはならないので、これはむしろ王道的展開であるとすらいえるんだけど、そのへんのシナリオはよくできていたと思う。ある意味現実にはこんなことはあり得ない…からこそフィクションとして美しく映るのでちょっとやられた…って感じ。
 次回水着回だけど、全ヒロインの担当回をやりきれるの?という感じだが、まだギリ尺は足りてる段階かな…いやまぁ連載は続いてるだろうし、立て続けにヒロインのトラブルを解決するように原作はなっていないと思うんで、フツーに続きは原作で…とか、ワンチャンで続編があるかどうか。

オタクエルフ#7

 巫女の妹編と高耳さま食玩ゲット編。業者でもない一般人が魚市場で気軽に買えるのかどうかよくわかんないんだけど、月島-築地で約2㌔、月島-豊洲で約3㌔らしいので、ロケーションは抜群といったところ。目利きがきいて質の良いものを選んでるということだけど、ああいうところは日本全国から集まってきてるので、質がいいということはそれだけお値段も高いんジャネーノ?と思ってしまうが…。ストーリー自体は特に問題もなかったかな。

バディゴル#20

 黒髪主人公が逆転勝利して一歩先にプロになる切符を手にする話。残り話数からしてもここで負けるのはあり得ないので、なんか先が見えちゃってるというか、いやまぁ話のメインはバトルシーンではなくて、主人公とキャディの関係性なので問題はないんだけど…。
 なんか1期のころは予定調和だとしても話に突き抜け感があったというか、こう、なにか膝を打って面白がれるとか、身を乗り出しそうになるようなものがあったのだけども、ここんとこそういう勢いが足りないというか…。いやまぁ前も言った通り、もう終盤に向けてメインキャラが飛んだり跳ねたりのはしゃぎっぷりを示すのではなく、キャラとしての落ち着きを持たせる段階なのはわかっていて、シナリオも面白くないわけではないんだが、どうも物足りないかな…。
 と思ってたら、次号予告で助走をつけて…のところで大笑い。まさか次号予告で笑いを取りに来るとは思わんかったよ。そう、こうでなくっちゃなんだよ。