ラス為#1

 なろう原作のアニメ化。悪役令嬢モノで改心したところから始まる典型的なヤツ。心情描写で泣けるようになってるけど、正直これからどうせ水戸黄門などのような世直し物語になるのだろうし、方向性は単調になると思うんで、あんまり気乗りはしない。そこそこ感動する方向で流れていくと思う。
 結局自民盗世襲代議士批判要素でアニメ化されたんだろうなという感じ。アベはある意味祖父の岸信介の生まれ変わり(異世界ではないが祖父の業績を知った上での後継という意味では構造が相似形)なので、それでアベが祖父の悪事を拒否するのか真似するのか、庶民は大いに期待してたのだけども、アレだったからな。世襲に期待しても徒労に終わるんで、それでもなお次の世襲は少しでも庶民のことを考えてくれるかも…という方向性は現状の権力構造の補強にしかならんと思うんだけど。かといって世襲を打倒する物語を作ったとしても、それこそが夢物語なのであって、何やっても無駄と言われちゃそうなんだけど…。
 うーん、この作品についてはちょっとわからん。今期はあまりいい作品が多くはなさそうなんで、そもそも物語としての体を成してないものよりは、いちおう形になってはいるので視聴継続するような気もするし、いやまぁすっぱり切り捨ててみたいな可能性もあって、感想自体はかなり意欲がないしで…。

聖者無双#1

 なろう原作のアニメ化。これも異世界転生としては典型的に見えるっちゃぁ見えるんだけど、よーく要素をチェックしてみたら割と規格外だったりする。

  • 転生する動機がイマイチ弱い 主人公は出世が見込めていたのでやり直し要素がイマイチ。それでも殺されて転生させられたのだから転生先に必要があって呼ばれたという可能性。
  • 能力的にはそれほどでもない ステータス高めとか初期条件に恵まれる場合が多いが、割とパンピー。近代のテクノロジーなどでチート…でもなさそうで、主人公が使ってる前世のスキルは今のところ営業のみ。

 それでもご都合主義的設定が結構あるんだけど、そのおかげでこの#1はかなり退屈だった。でもシリーズ構成が大知慶一郎。この人が担当してハズレだった作品はあまり見当たらないのでエンジンがかかるまでじっと我慢の子なんだろうな。
 現代日本医療批判?。医療関係者も二極化してるから全体を判断するわけでもないけど、コロナ禍で結構医療関係者の悪徳ぶりも明らかになったからそのへんかも…と思ったのだけども、なろう連載が2015年ぐらいからだから、少なくともコロナ禍がきっかけということではないハズ。


蟻特急に注文

 注文してたらなんか可笑しかったので。

 単発で注文するほうが、セットで注文するより安いという。セット価格が単発購入より高いのもアレだし、セット購入だと余分に送料までかかる。

 まぁ無難に単発でそれぞれ一個ずつ購入。