山田999#12

 メガネっ娘女子高生が意外と肉食系だったというお話。気持ちの盛り上がりからヘタれるの連続www。見てるこっちは緊迫感があってええなという感じ。青信号に変わったから、いくのか?、告るのか?と思いきやだし、直後には雨が降り出す始末。フツーに主人公が相手を射止めるでしょと思うんだけど、もしかして…という気の持たせ方がうまいな…。

おとなりに銀河#11

 無事刺ぬきの儀式が終わるの巻。なんで刺ぬきにあんなにこだわるのかよくわかんなかったのだけども、結局どーなの?。刺が刺さったままなら、主人公は形式上ヒロインの従属ってことになるとは思うんだけど、気持ちが通じ合っているのであればむしろ他人を寄せ付けないよう関係性を保つためのメリットにもなるわけで、そのメリットを敢えて捨て去ってなおフラットな関係をということなので、個人の自由意志や自己決定権を肯定するための刺ぬきという提示だったと思うんだが、その儀式で心変わりするかも…という動揺はどーゆーことなの?という感じ。しかも主人公の「縁が切られるっッ!」のミスリードはズルいでしょ…。あれをやったら個人的な感情というより人間の意志が社会通念に支配されているのは不可分だ…って話になるんだからさぁ。
 いやまぁ刺を通じた契約関係は人の気持ちも支配するようなものなのだから、それを脱してもまだ好きでいられた…というのは当面の激情を演出するにはいいんだけど、契約といったら結婚制度もそうなんで、離婚してもお互いがまだ好きでいられるってことになり、しかも周囲に無理矢理引き裂かれて離婚に追いやられるというのではなく、双方協議のうえ納得して離婚してもまだ気持ちは好きなまま…みたいなヘンなことになってるので、やってることは結構オカシなことなんだけどなぁという感じ。いやまぁ昨今の同性婚に関するイシューを考えたら何気に深いテーマの投げかけ*1だとは思うんだけど。

*1:明らかに同性婚イラネ!という主張なので