アリスギア#10

 商店街の福引で旅行券が当たったので沖縄でバカ騒ぎの巻。なんか次回シリアス展開かのようなものだったが、どうなるか?。近年は「何物にもなれない」若者が増加しているって話だから、それを主人公に重ね合わせて、その焦燥感に付け込むシナリオってんならわからなくもないけど、シリーズ全体でおふざけ展開でも個人的にはそう悪くもない(開始数話程度でその程度のシリーズだと思ってしまったので)から今更という感じかなぁ。

公爵邸#9

 主人公が神殿のお偉いさんと知り合う話。うーん、当面のミッションはタカビー赤毛ロングのたくらみを何とかするってところのようだけど、いちおう当の公爵とそれなりの信頼関係を持って生き延びるというミッションは達成されたので、彼女のもっと大きな物語上のミッションが見えづらくて困る。紛れ込んだ小説世界の原作の本来のヒロインが消息不明ということで、おそらく主人公が交代してるって形になっていると思われるのだけども、そう断定するにも情報があまりにも不足してるし。退屈はしないけど1クールでアニメが終わるのなら、残り話数どうするんだろという不安にも近いものがある。

熊パンチ#10

 訪問地は領主が二人いるという歪なところでした…。前回逃げ出した商人が、なぜという疑問はあるけど、善悪に色分けをはっきりさせた対立構造がうーんという感じ。ビジネスで甘い汁を吸わせてもらってる商人が、善側に加担したり心変わりするはずがないんで、そのへん力で押し切って解決しちゃうんだろうなと思うと今回のエピソード、よっぽどのことがないとファンタジーっぽくなりすぎそうな感じ。とはいえ、これ、あきらかに自民盗を頂点とする政財界批判なので、ガス抜きの機能しかなくても仕方がないかな…。

いせれべ#10

 異世界の聖邪?正邪?の対立に巻き込まれる&芸能界の誘いを受けて球技大会のドタバタ。主人公TUEEEだけの展開だと話が続かないので異世界側で勇者物語を捻じ込んだのかな…。テニス勝負はスパファでも見られたドタバタだけど、超絶プレイの連続のみより、ズッコケ要素のあるこっちのほうが脱力感があって馴染みが感じられるけど、正直どっちが上とかどうでもよい感じではある。
 うーん、ぼんやり眺めている分にはダメってわけでもないけど、正直今回再登場のモデルちゃんを前に商業施設で助けたあたりでもうこの作品の主張は言い尽くされてる感じはする。