水星の魔女#18

 主人公が虚勢を張ってはいるが茫然自失の巻。エスタブリッシュメントの子弟が後継者争いで周囲に振り回されてる様子はそれっぽいのかな…という程度。それぞれのキャラに背負わせてるものにはそれなりに納得がいくんだけど、正直ここんところのドラマにはあんまり感情移入できてない。

MHH#8

 娘の単独行動に母親がストップをかけ、主人公はいろいろやり過ごす話。そういや期限が迫ってたんだっけ。殺された対象者の情報を少しでも得たいなら、主人公を殺すと手掛かりが失われてしまうんで本当にやるんかな?と思わなくもないが、こんな話をすると何だが、連載が続いている以上主人公が死んだりはしないことがわかるんでそのへんはまぁ。
 綱渡り状態のドキドキ感は良く続くなぁと思うんだけど、いくらそれぞれの人生を絡めて相対化したところで、この緊張感だけでは精神的に疲れてしまってあんまりテーマを深く考える余裕がなくなってしまうな。
 警察のノンシャランぶりは今回も言及されてて、やはりより一層この作品の自力救済というメッセージが強くなってる模様。