おとなりに銀河#2

 ヒロインが主人公の不動産に下宿することになる話。うーん、この作品に悪印象はないんだけど、先週も言った通り常識では考えられないこととかで引っかかる所が多くて困惑の連続ではある。大枠としては疑似新婚生活モノなんだろうけど、作品紹介にある通り結婚後というよりは婚約と言われたらそうなんだろうなというのと、他の疑似新婚生活モノが暗黙の了解としてこれは「恋愛結婚」後のお話なんですよというものが大半なのに対し、これはおそらく見合い結婚みたいなものを想定してるんだろうなという。
 主人公が見ず知らずの女に好意を寄せられても警戒感を持ってしまうという姿には、なんか結構まともな人なんだなと思いきや、物理的に距離を取ると罰を受けるという設定のお陰で強制的に同居せざるを得ないってのも、まぁそうでもしないとハイさよならで終わってしまうからなぁ。不動産収入があって漫画も描けて…というのはむしろ勝ち組なのではと思ってたんだけど、そのへんの説明はされてて納得。でも売れない漫画家…ってのはちょっと違うかなぁという。少女漫画月刊誌に月一連載とかフツーに売れてる部類でしょというのが自分的な認識で、確かにコミックスがバカ売れでもしないと漫画家一本槍で食える収入はそりゃないでしょとは思うから、そのへんかなぁ。
 今回の話では喫茶店で他の客にナンパとか、ちょっとありえんだろーという感じなのだけども、ヒロインの特殊能力とかそんなの?。
 原作者、甘々と稲妻の人らしい。アニメは見たけどまぁフィクションでしょーとは思ったけど、物語として何の違和感もなかったから、むしろこの作品の突飛さに驚いてるぐらい。この作品の末路がヒロインとくっつくことでも悲しい別れになるのでも破綻しないのはさすがやなーとは思うけど、でも関係性の描写を通じて何が言いたいんだろ?というのは現時点では不明。主人公は妹弟とはいえ、小さな子供を育ててるというシングルファーザーの構造なので、甘々と稲妻と一緒の構図やね。このへんも妙にあざといという気はするんだけども…。

山田999#2

 オフ会直前まで。まだこれがこういう作品だと断定するには早すぎるんだけど、個人的には可もなく不可もないという感じで眺めてる。小さい子供のアバターを使ってるプレーヤーのリアルがオッサンだとかちょっと期待してたんだけども、そのへんは無難に合わせてくるのね…。作品にダイナミズムを持ち込むために突飛な要素を入れてくるのがエンタメの定番なので、こういうあたりフツーのラブコメなんだろうなと。