お隣の天使様#11
ヒロインがいろいろ油断した姿を見せる話。あーもうこの二人、point of no returnを過ぎてしまったんだなと思わざるを得ないが、なんかの拍子に恋心が醒めてしまうのもまたありうることなので…。
ヒロインが陰口をたたかれて主人公に心配されるシーンがあって、まぁ平凡やなとその時はスルーしてたのだけども、よくよく考えてみたらああいうシーンはヒロインにとって高校入学以来ずっとあったことなのであって、主人公と知り合う前はああいうことをずっと一人で抱えていかなくてはならなかったわけで、いくら気丈に振る舞っていてもそのことが頭から完全に離れるわけでもなく、他者からの妬みはヒロインの心の中に澱としてずっと沈殿してきたわけなのだが、こうやって主人公に心配されると自分は一人ではないと自覚できるし、自分がしっかりしなくてはならないと気持ちを切り替えることもできるのであって、これが二人一緒にいれば重荷は半分になることの正体か…と思い至ってなるほどなぁと思った次第。
陰口をたたかれていちいちしょげていては社会のもっと厳しい荒波に揉まれたらどうするの?と思わなくもないんだけど、もっとキツいことがあっても二人で支え合えば、少なくとも一人で孤立しているより乗り切ることができるよなーとも思うし、いやいや、二人はもう共依存関係にあるのであって、その関係性にどっぷり漬かってるままではいつまでたっても自立できず、なにか厳しい状況に直面して表面上は支え合って乗り切ったように見えるとしてもその実二人で傷をなめ合っているだけで本質的な解決にはならない…みたいな展開も考えられてしまうのでなんとも。まぁさすがにこの流れで、HEでない結末なんてちょっと考えにくいけどなー。
しかしなんやろな?、二人は互いを大切に思うあまり距離を詰めるもう一歩が踏み込めないってだけで、なんか悲しい別れとかすれ違いみたいな要素は皆無なんだけど、やたら涙が出てしまうんだよなー。ヒロインは男の考える理想的な女という風に作ってあるし、主人公は女が考える理想的な男…みたいに双方向性に作ってあると思うんで、男女ともに支持者がいてもおかしくないんだけど、それにしてもヒロインを天使と称してるあたり基本的にはおとこのこ向け*1だと思っているが、おとこのこ向けにこんな甘々なラブストーリーがそれなりに受けるってちょっと前までは考えられないことだったような気がする。
暗黒兵士#11
バカ息子の暴走の続き。実務能力のないバカ息子が、なにか偉大な成果を残したという評価を得たいというメンツにこだわり、現場を混乱させて状況を悪化させた挙句、逆ギレして戦争という手段に盛っていこうとするというのは、まぁこの作品でいえば愛憎劇としてわからなくもないんだけど、そういうバカ息子のために庶民が迷惑をこうむるという構図はちょっと状況として頭オカシクね?と思わなくもないんだけど、これっておそらく本邦の世襲議員が日本を滅茶苦茶にしてる…という状況を描いてるよね…。どうせ叩き潰しても逆恨みしてバカ息子が改心することもないし、かといって今回のように気を遣えばバカ息子から「俺をバカにしてんのか」とやはり逆ギレされるわけで、一体バカ息子一人を安定させるために、なんで周囲が必要もないコストを払わなきゃなんないの?という状況も本邦の世襲議員の有り方と一緒。
うーん、なんか微妙な感じ。この作品がサラリーマン応援歌的要素の強いものなのは最初っから窺い知れるし、似たような他作品と比べてなんか奇妙奇天烈なギミックを使って劇的に状況を改善したりおふざけ展開にしてるのとは対極的に、地道な利害調整を主人公がコツコツやっていて、なんか地に足がついた作品やなーとは思ってたのだけども、今回は不思議と個人的にこの政権批判的要素がちょっと邪魔に感じてしまってる。仮にあのバカ息子を改心させる展開になったとしても、そうではなくバカ息子を懲らしめる展開になったとしてもいずれもスッキリしないことになるんじゃないかと思ってる。そういう意味では割とそういう社会の不条理をあまりストレスなく提示できてるという点でよーできとるわ…という評価なんだけど、果たしてそれで自分がこの作品を見て満足できるんだろうか?みたいな疑問もあって。まぁ次回に期待ってとこだわさ。
最強陰陽師#11
聖皇女様との面会も終わり、滞在から帰る途中護衛することになったが…の巻。おー、こういう会話劇好きなんよー。腹の探り合いだとか、己の知力を尽くした会話によるバトルって感じで。そのへん拳で語り合うだけのバトルシーンよりよっぽど面白い。
ヒキで前回同様いかにも有能な魔族パーティーが出てきて深刻そうな話をしてたんだけど、これって尺が足りるの?と思ってたら、全13話なのな。とはいえあと2話で手じまいにするにはそこそこ詰め込まなきゃならないような気もするしでそのへんどうまとめるのか不安というか、まぁ今までのエピソードの構成がよくできていたから不安というより手身近に済ましてしまうのがもったいないという感じなのだけども。
ろうきん#11
PMCかき集めて王国救援のために出動の巻。あーやっぱりこうなるよなーという鉄板感。戦国自衛隊はいくら現用兵器をもっていっても補給が途切ればただの鉄屑になり、文明レベルの劣る現地人に次第に圧倒されるというリアリティがあったけど、こっちには補給の心配はないからなぁ。敵の強さも作者の裁量次第なので、最初は無双してラスボス登場で苦戦する…か?というのはもうそういうシナリオだからというしかないし、それに応じて敵の強さが調整されているだけなので…。
PMCの隊長がなにやらなにやらカネ儲けの臭いを嗅ぎつけたようだけど、これもやっぱりそうなるわなという。とはいえ異世界に移動する能力は主人公だけにしかないので、前回予想した通り異世界間ルートを遮断する結末になるかどうかはわかんないのだけども、人間の欲望をいうならこういう展開にするのは自然だねぇ。あと依頼に金貨四万枚って、目標額が八万枚だったからここで大半の資産をなげうつって形になってる。
しかしなんやろ?、B級映画というのは予算がふんだんにあれば全編シリアスに一生懸命作るけどカネが無いからメッセージ性だけしっかり組み立てて他はやれる範囲でやるってことなので、この作品は話自体が荒唐無稽でそういうB級という範疇からは外れてると思うんだけども、だからといって今回のPMCの王国救援はおふざけなシナリオでなく、いちおう全体の構成としてはシリアスに組み立てているのにちょっと違和感がないわけでもないというか。それでもそのシリアス展開にするからにはこの作品ならではのメッセージ性があるとは思うんだけど、一昔前の日本ならともかく、現状貧乏人はどうあがいても老後資金なんて貯められないほど追い詰められてる現状、老後資金の大半を王国救援に費やす主人公の行動は、今となっては時代遅れって感じはするねぇ。
リリー入り編成流してみた。
いくらキャラがお気に入りといっても時間が経ってしまえばそのうち熱も冷めてしまうのだけども、まだ自分の中で勢いがあるうちにいろいろ使ってみた。
このサービスだと敵の属性に強い属性のキャラだけを集めた属性パーティーを組むことが攻略のための一つの選択肢になるんだが、リリーが自然属性ということで彼女を使って自然パを作ったのは昨日述べた通り。
開催中のイベントで難易度上級は余裕で周回ができるのだけども、試しに超上級に行ってみたら最後のSection5でほぼ全滅状態。「ほぼ」なのは実際にはアイテムを使ってHPを回復したり蘇生させたりして無理矢理クリアしてしまったからなのだけども、アイテム未使用なら問答無用で全滅してしまう。イベントの最終ラスボスの属性は超人であって、実は自然属性は有利でも不利でもなくいわばニュートラルなのではあるが、やはり手持ちでは強い染めパは自然属性ではちょっとムリでした…というお話。
しかしなんだな、ホームキャラにリリーを設定してみたのだけども、VCではやはり違和感があって通常絵に戻してしまった。いやまぁリリーの通常絵ってMBに匹敵する布面積を誇る下着のようなバトルコスであって、ここで脱衣差分を作ってしまうと、それはもう全裸しかありえないからなかなか難しいんだなと気づいてしまった。というか事実VC絵では全裸であって、四つん這いのポーズを上から見下ろすという形になっていて、なんかいやらしいけど局部が全く見えてないから健全絵といえなくもないという不思議なことになっているのだが…。
ガルフレ、[メモリアル]293SSR進展準備。
そろそろ初SSRでも組んでみるかとラブレターから交換してみた。
八周年メモリアルなので2年以上寝かせてたことになる。
他には心実に野々花だけど、293一択。
ラブレターは四枚あって一枚でカード一枚だと思うが、まさかカード二枚目以降ラブレター複数枚要求されると困るなぁと思っていたが、そんなこともなく。
引いてビックリ。
なんとアニメーションするのだ。絵柄…というかシーン自体は293恒常SSRと一緒なんだけど、古いカードだからてっきりアニメーションはないのかと思ってた。仕草がやたらカワイイ。
かなり昔のシーンなので、攻21020/守20843とステータスが低くて通常の主センには入れられないのだけども、丁度本日終了してしまった対抗戦では使いでがあるらしい。[メモリアル]のシーンは恒常とは別扱いなので、おそらく入手手段はこれ一回きりと思う。なので、3MExにするか、リングを使って4MExにするか悩みどころ。今はイベント配布上位SRは最終進展して30000以上のステータス数値になってしまうから、3Mを4Mにしたところで到底かなわないから3MExでいいかとは思ってる。
というわけで、gifにするのにやたら時間がかかってしまったので今日はこれまで。いちおう全部交換しておいた。
*1:前回だったか主人公がおねしょしてしまうシーンがあるぐらいなので