人間不信#6

 知力体力の両方を問われるギルド公式の決闘で相手を撃退する話。中世ファンタジーにあるまじきこねくりまわしようだけど、世界設定はさして重要ではなく現代人に対してのメッセージだろうからそのへんはまぁ。
 主人公たちの関係性をクローズアップしたいのはわかるんだけど、ギルドが主人公パーティーを利用した…という部分の扱いが軽くてそこはちょっと気になったかな。相手方の描写も含めて人間描写はそれなりによくできているのはいい感じだと思うんだけども、ちょっと雑に感じなくもないというか。

久保さん#5

 弁当のおかず交換にファミレスでの女子トーク、WDがどーのといった話。うーん、美しい物語になっているんだけど、冷静に考えたらヒロインはストーカーだし重い女だよね…。
 これ見よがしな演出効果が、個人的には嫌味もなく楽しめる構造なのが嬉しい。ただ、冒頭主人公が校内巡りしてた時の屋上、非常時進入口の赤い三角マーク、あれは間違ってるから直した方がいいと思うな。
 あと、この作品も何気にOPやEDが素晴らしいな。EDとかフレーズが終わるか終わらんかのうちに次のフレーズが重なる部分とか、サビに至る盛り上がり、サビでのまるでいきなり眼前に一面のお花畑が広がったかのような豪華さとか、まるでミュージカルでも見てるような雰囲気。

とんでもスキル~#5

 主人公が魔法を使えるようになったり、相変わらずメシ三昧だったり。女神まで登場して甘味を所望。@内田真礼のお茶目演技が光る光る。
 なんつーか、主人公周りに女がいないせいで、下半身でものを考えずに済むのはちょっとありがたかったり。あとデカワンコが肉肉言うので、こっちまで肉を喰いたくなってくるのが困る。

メンテ明けてイベント始まる。

 なんだよー、探索イベかよー。

 クリアするための編成が十分組めるほどユニットは充実してるから問題はないんだけど、割と行動力がギリギリなのと、2週間あるから前半の1週間飛ばしてもそこで一旦強制休憩させられてしまうんで、その足止め感がもどかしい。行動力回復薬で一気に5凸までするつもりはなかったんだけど、最初っから禁止されてるのもなぁ。
 配布ヒロインの可南太翔、読み方は可南/太翔かと思ったら、可南太/翔の、名前は「かける」読み。まぁ太翔ではどうやっても女の子の名前っぽく読めなかったし、可南を「かな」と呼んでこれが名前かなと思いきやこっちは姓だしな…と思っていたのだが言われてようやく納得というか。とはいえ、かけるも女の子としてどーなのよと思わなくもない。こういうキャラだと属性に名前を合わせるので陸上娘なら不自然ではないんだけど、親が生まれた娘に陸上をやらせるという動機でもなかったら、フツーこんな名づけをせんだろうとは思う。
 シナリオは2章まで読んだが、配布ヒロインは1章で顔出しして、2章は既存キャラのお話になってた。ガチャユニットはエクシールの派生だが、イベントは2週間あるので、後半のガチャキャラは声のついてたスピカの派生になるらしい。
 配布ヒロイン、2部の主役ペアと同じ高校に通っており、大会で優勝もしていて学校の女生徒にモテモテという設定。バレンタインに複雑な思いを持ってるようで、この分だとおそらく自分が王子様扱いされることが不本意で、誰かに女性性を認めてほしいという流れだろうか…。まぁそうなるとも限らないわけだが、別にありふれた話で構わないんだよな。個人的にもヒロインがアブノーマルな性格だと萎え萎えで、グラが好みだからこそ変な方向に突き抜けて欲しくないというか。なので、外見はボーイッシュでも中身はピュアハートな乙女心キュンキュンで…という王道展開ドンとこいってなもんですよー。